2014年12月4日木曜日

胃がんの術後に起こる疾患

さん

胃がんの術後に起こる疾患

47歳女性
昨年秋に胃癌で胃の全摘術を受けました。
今でも、時々ダンピングを起こして、低血糖?高血糖をくりかしています。
そのうち、糖尿病になるのではないかと思うほど、血糖値の変動がひどいです。
胃の全摘術を受けた後に糖尿病になる可能性はあるのか、ご存知の方お知らせください。

さん
何らかの疾患で開腹手術をした際に膵臓にダメージを与えると急性膵炎を発症することがあるそうです。
ご存知かと思いますが、膵臓は血糖値をコントロールするインスリン、グルカゴンを分泌する臓器でもあります。
難病にも指定されている慢性膵炎を患うと膵性の糖尿病になります。
膵炎は無痛性のものもあり強烈な痛みを伴うのは急性増悪時や急性膵炎です。
激痛が無かったとすれば既に慢性膵炎に罹っておられたのかもしれません。

私は素人ですのであくまでも推測です。
担当の医師によく伺ってみて、必要であれば膵臓の検査をしていただいてはいかがでしょう。

さん
必ずお医者さんに確認して下さいね。
知恵袋なんて所詮素人の集まりなんですから。


http://www.naoru.com/dannpingu.htm


一応、ダンピング症候群の解説リンクです。
胃と言う中継点がないまま小腸へ食物が移動する事で一気にブドウ糖を吸収、その結果強力に血糖値が上がり、それへの対抗手段としてインスリン過剰分泌を行い今度は無駄に血糖値が下がる。
生まれついた膵臓の能力次第ですが、日本人の膵臓はあまり強くありません。
この為、インスリンの過剰分泌をあまりに強要すると、インスリンが出なくなる事があります。
こう言う、他の病気や投薬が原因の糖尿病を「その他の糖尿病」と言います。

炭水化物特化の食事をしない、ゆっくり消化される蛋白質でカロリーを稼ぐ、そう言う必要があります。
ただ、これはあくまで基礎、それがあなたに当てはまるかどうかは断言できません。
繰り返しますが、必ず医者に確認して下さい。

ブログ アーカイブ