医療現場で麻薬を使うのは本当ですか?
いわゆる麻薬と言われる物を医療で使うのは本当ですか?(末期患者に使われる?)
さん
皆さんがおっしゃってあるように医療電場では「当然のこととして使います。」
依存性については「医療用」麻薬ですから、一般に考えられているような(=誤解されているような)依存性はありません。
(ただし、これは「適切な場合に適切な量を使用している」場合に限ります。)
貴方は質問の補足でも触れてありますように「ニコチン的な依存性」を尋ねる真面目な方だと思います。
貴方の質問に対する回答の中に一部不適切な部分があります。
(このように日本では「麻薬」に対する誤解が多いですし、様々な形で医療に従事する者(?)さえも誤解を持っている現実が あります。実に悲しいことです。早く医療現場から退場していただきたいものです…。)
決して「末期がん」にのみ使用するものではありませんし、痛みを取るために「早期がん」の段階から使用しますし、それが世界の本流なんですね。(=これを「治療」と言うのか言わないのかについては見解が分かれますが、私は「患者さんの健やかな心身、生活レベルの保持」それにより延命効果があることをもって「治療」だと考えます。)
一般の方が想像されるであろう「麻薬」や「麻薬依存者」と『医療用麻薬』は全く違います。
麻薬=「モルヒネ」と思っての回答もありますが、適切ではありません。多分、「モルヒネ」と「モルヒネ同様鎮静作用」の違いも解らなければ薬価点数(=薬の値段ですね。)も知らない者でしょう。
また「モルヒネ」を取り扱うには資格が必要で管理も厳重ですが、裏をかいくぐって管理が割りと甘く、依存性が割りと高い薬剤が処方されている現実を見た方がいいと思います。
さん
本当です。他の回答者の方々が回答しているように、
癌の末期や手術後などで鎮痛剤として使っています。
そのほか、私達麻酔科医は全身麻酔での手術中にも
鎮痛のために日常茶飯事に麻薬(フェンタニル、レミフェンタニル)を使っているんですよ。
麻薬の扱いに慣れた医師が医療用の麻薬を適量使う限りは
中毒や依存性はありません。
痛みなどがないのに不必要に使うのが問題なのです。
さん
痛みをとるために麻薬を使います。
依存性はきちんと症状に合った量を使えばまったくありません。
痛みも症状がまったくないのに、麻薬を使うから依存がおこるんですよ。
さん
使いますよ。
モルヒネやモルヒネの誘導体等、幅広く用いられています。
末期癌患者だけでなく、普通の鎮痛剤では効かないような激しい痛みに対して使われますし、咳止めに使われる薬にも「リン酸コデイン」「リン酸ジヒドロコデイン」という薬も“家庭麻薬”と言われています。
ただ咳止めのコデインにはほとんど麻薬としての作用はありません。
中毒症状は、疼痛に使われる場合は精神的依存性はありません。
麻薬の管理は病院や薬局では常に鍵がかかっている所で、錠剤や注射の数や使用者に対して厳重に管理されています。
さん
本当ですよ
よく使うのはモルヒネです。末期癌以外にも鎮痛剤として使用されます。使用できるのは特別な免許をもった医師のみに限られ、管理も厳重になされています
さん
本当です。
末期患者だけでなく、麻薬以外に痛みを抑えることができない場合には使っているようです。
WHOでも認められ、推奨されています。
さん
使いますよ。疼痛の緩和に使われることがほとんどです。
このことを知って、どうするんだろ?
厳重に管理されていて、誰もいない薬局に
入ったとしても持って出ることが出来ないよ。
さん
モルヒネは麻酔として使われることがありますね。