2015年5月18日月曜日

先日、父が膵臓がんの可能性があると診断されました。先生は、80%でガンの可能性...

さん

先日、父が膵臓がんの可能性があると診断されました。先生は、80%でガンの可能性と言われました。
腫瘍マーカーのceaが125、ca19-9は基準値以下。画像では、腫瘍拡大。PETでは、悪性を否定できないとの診断。膵菅の拡張はなし。以前、腫りゅう形成性膵炎と診断。色んなバイパス手術してるので、手術は不可。余命宣告はなし。痛みは、背中とみぞおちです。先生は、抗がん剤治療をしましょうと言われました。100 %の診断ではないのに、抗がん剤治療してもいいのですか?ご意見ください。
ちなみに、父は66歳です。

さん
CEAが125あることから、何らかの異常が考慮され、画像診断ですい癌の可能性に至ったということだと思います。
腫瘍マーカーは、あくまでも画像診断の補助診断の位置付けで、これが高いから必ず癌があるとも言えませんし、逆に低いから癌がないとも言い切れません。
一番確実なのは画像診断です。
御尊父の場合、画像診断ですい癌が強く疑われ、CEAの値がそれを裏付けていると解釈した方が良いかと思います。
すい臓がんは自覚症状が現れるのが遅く、見つかった時には進行していることが多い、癌の中の癌、癌の王様と呼ばれるものです。
また、医師もよっぽどの確信がないと80%と言う数字を口にできないと思います。

医師と話し合い、見解を聞き、納得することは必要だとは思いますが、細胞診で診断を確定するにはERCPが必要になると思います。
ERCPは数%ですが、亡くなってしまう方も居る検査です。

納得が行かないようであれば、今までの検査結果を病院から借りて、がんセンターなどの専門病院にセカンドオピニオンを取るのも方法の一つだと思います。

==補足に対して加筆==
すい癌の治療の第一選択肢は手術です。
但し、診断が確定した時点で既に浸潤、転移が進んでいて手術のできる症例は僅かのようです。それ程足の速い癌なのです。
御尊父の場合、過去の手術経験より、癒着等が強く予想されているのだと思います。
腫瘍マーカーはあてにならないことも多く、末期の患者さんでも上がらないこともあります。従って、すい癌に特異とされるCA19-9が上昇していないからと言って、必ず癌がないということは言えませんし、逆にCEAの基準値は5以下ですから125の上昇は何らかの兆候として捕らえるべきだと思います。但し、マーカーでは確実なことはやはり言えません。
黄疸が出るのは、すい管が腫瘍に圧排されるためで、腫瘍がすい頭にできたか、すい尾にできたかなどの位置によっても症状が出るか出ないかが、変わってきます。
御尊父の場合画像診断で腫瘍の拡大が既に確認されていますので、黄疸の有無は最早あまり意味をなさないような気がします。
また、医師は必然的に悪い方へ悪い方へ考え、患者に伝えます。楽観的なことを言って責任を放棄しないためです。
それを考慮しても、80%という数字はなかなか言えないものだとおもいます。
抗がん剤を入れると判断したということは、薬とはいっても人体に侵襲のあるものを使用するということだからです。

私は、一般人でありますので、これ以上無責任なこともいえません。
主治医の言葉を確認したいのなら、セカンドオピニオン、若しくは有料ですが医師が回答してくれるサイト Yahoo!ヘルスケア
http://health.yahoo.co.jp/
等で質問した方が良いと思います。
ただし、Yahoo!ヘルスケアでも、「画像を見ないと何とも言えません」等と言われると思います。
先にも書きましたが、すい癌は非常に足の速い癌です。セカンドオピニオンを取って納得した上で、早期の治療をお考えになった方が良いかと思います。

さん
腫瘍マーカーだけ考えれば参考として上昇数値は見逃すことは出来ないと思いますよ。

すい臓がんの場合、特有の症状が出ないので早期診断が難しく、大多数が切除不能な状態が多いのが現実です。

すい臓がんの診断として、超音波検査、CT検査、磁気共鳴胆管撮影法が中心ですが、2cm以下の小膵癌の発見が難しく
早期診断には、超音波内視鏡検査、内視鏡的逆行性胆管膵管撮影など内視鏡を用いた精密検査が必要化と思いますよ。
膵酵素の上昇、膵管の拡張、などの確認も必要です。

ただ通常の型の膵臓がん切除しても長期生存は難しい疾患です。

抗がん剤投与する前に、早急に専門医のセカンドオピニオンをしたらどうでしょうか、検査された資料と画像で意見を聞いたうえで
判断されたらどうですか?

文面を拝見する限り膵臓癌の可能性は高いとは思いますので、抗がん治療を開始もやむ終えないかとは思いますが一度他の医師の意見を聞くのも悪いことではないと思います。

お大事になさってください。

さん
膵臓はみつけにくいため確定診断は難しいものなんです。膵臓専用の腫瘍マーカーもあるので調べているはずだと思いますが…。また、膵臓の生検をしてみてもいいかもしれませんね。ERCPの検査でできますよ。CEAが高い分可能性がありますね。しかし絶対といいきれる数値ではないですね。抗がん剤の副作用に耐えれるならやってみてCEAの経過をみるのもいいかもしれません。たえれないかも、また、今不自由がないという状態で延命を望まないならしない方がいいですね。よく話合って決めて下さい。

さん
セカンドオピニオンと言って他のお医者さんにも診断してもらう方法があります
どうしても諦め切れない旨を伝えて他のお医者さんのご意見も伺ってみてはどうでしょうか
ただ万が一の事を考えて睾丸剤治療を初めても良いと思います

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