先日子供が手術をして左肺を部分切除しました。病名は先天性嚢胞性腺腫様奇形(ccam)というものらしいのですが、 手術に至るまでに二つの病院で診断が確定せず何回も病名が代わりました。もうひとつの病名は胸膜肺芽腫という悪性腫瘍です。この二つの病名を何回も告知され、最終的にccamということで切除したんですが、取り出した物を見るとまた悪性腫瘍の可能性があるらしくいま病理検査待ちです。ここまで何回も病名が代わり正直精神的にきついですし、医師にたいする不信感が出てきてしまいます。そこで質問です。
①この二つは区別が難しいのでしょうか?
②悪性腫瘍だとすると転移可能性は高いでしょうか?検査内容は手術前にCT、MRI、(各二回)、血液培養検査です。医師に任せて結果を待つしかないのは重々承知なのですが、分かる方回答よろしくおねがいします。
最初の病院は市立の総合病院で、手術をした病院は県立の小児医療センターです。
さん
この2つというより
小児に出来る肺腫瘍もしくは嚢胞性肺疾患などは
術前の鑑別は非常に困難です。
以前肺葉性肺気腫の診断で手術したらCCAMだったということもありました。
不信感をもたれるのも致し方ないかもしれませんが、
担当の医師もかなり悩んだのではないでしょうか。
そのあたりを察して頂けると我々医療従事者としては助かります。
CCAMには稀に肺がんや肉腫が合併することがしられています。
転移の可能性については腫瘍の大きさ、悪性度、
リンパ節転移の有無などによってかわってきますので
ここでは一概には申し上げにくいです。
いずれにせよ今のところ病理検査を待つ以外に手はなく、
その結果に基づいて今後の方針を検討されるべきでしょう。