2013年8月15日木曜日

乳癌でもしこりのない乳癌があると、聞きました。具体的にどんなものなのでしょう...

さん

乳癌でもしこりのない乳癌があると、聞きました。具体的にどんなものなのでしょう?しこりがなくて、気付かない間に進行してしまい、治療がおくれてしまうのでは?

さん
【非浸潤性乳管癌】
癌細胞が乳管の壁を破らずに成長し、その内部を満たすようにして、乳管全体に広がっていくと、しこりを感じることができません。

唯一手がかりとなる症状が、乳頭からの分泌物。
授乳期間以外でも、白や無色透明の分泌物が出ることは決して珍しいことではありませんが、分泌物の色が茶色や赤色の時は注意が必要となります。
しかし人によっては分泌物が出ないこともあり、残念ながら早期発見の決め手にはなりません。

早期発見にはやはり「乳癌検診」。
乳房専用のレントゲン「マンモグラフィ検査」や超音波を使った「エコー検査」を受診すれば、しこりを感じにくい乳ガンも高い確率で早期発見することができるといわれています。
ところが日本でのマンモグラフィ受診率は、たったの4.1%であり、欧米諸国に比べて、著しく低い状況だそうです。

患者数は、年々増加しており、40代から50代の女性を中心に、現在では乳癌全体の1割から2割を占めるようになっています。

しこりが出来る乳がんも、検診を受け、素人が触っても判らないサイズのうちに発見するのが最善策だと思います。

さん
しこり自体がガンなのです。ガンが進行するというのはしこりが大きくなるということです。

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