医療関係の方 お願い致します。
大腸がんの手術を終え、病理組織診断について医師より説明を受けました。
?リンパ節に転移があります?と言われショックでその後の説明をよく覚えていません。
病理組織診断について詳しい方、下記のカルテ記載内容についてご説明頂けないでしょうか?
tub2 1 por1,pSS,int,INFb,ly3,v0,pPMO(90mm),pDMO(100mm),pRMO
L/N(+:2/35):#201(2/12),#202(0/13),#203(0/2),#213(0/6),#223(0/2)
私にはさっぱり意味が分からず、一度受けた説明について再度医師からもう一度説明を受けるにも、
忙しくされている医師の貴重な時間を削ることになろうかと、なかなか踏み込めません。
どうかよろしくお願い致します。
さん
大腸癌取り扱い規約というものがあり、それに準じた記載方法です。
癌の組織型 tub2 1 por1→ 中分化から低分化の腺癌 癌が大きくなると顔つきが悪くなります(悪性度が高くなります)
癌の深達度 ,pSS → 癌が漿膜(大腸と他の臓器を隔てている膜)まで達しているが、大腸の壁を貫く手前で止まっている,
癌の間質量 int → 癌組織の中の間質の量は中等度
癌の伸展様式 ,INFβ→ 増殖様式は膨張型、浸潤型の中間
脈管侵襲 ,ly3,v0, → 癌がリンパ管にかなり入り込んでいるが、静脈には入っていない
切除断端 pPMO(90mm),pDMO(100mm),pRMO → 切除標本の端には癌がいない
リンパ節転移 陽性だが腸管のすぐ傍のリンパ節までは転移している(前規約では1群リンパ節のみ)が、主要血管周囲のリンパ節までは達していない。
長々と書きましたが、要するに最終診断としてはStageⅢA、R0、CurrA(肉眼的、病理学的に癌の遺残がない)になります。
リンパ節転移陽性ですが、3群までのリンパ節を郭清し、1群のみに転移があるため、規約上は取りきれていることになります。
ただし、脈管侵襲ly3ということなので、リンパ管にのって癌細胞が飛んでいる可能性は否定できません。
おそらく内服での補助化学療法(抗癌剤)を勧められるでしょう。
統計的な確率では、StageⅢAの再発率は約25%です。楽観的に考えれば4人に3人はこれで完治するということです。
もちろん再発した方も全てなくなるわけではありません。
あくまで統計ですので、主治医の判断にしたがって、きちんと定期的な検査と治療を行ってください。
さん
癌の状態や形状などについて書かれているようですけど
あなたは自分の命のことを知るのに、どうしてお医者様の時間を気にするのですか?
確かにお医者様は多忙でしょう。
でも、自分の命のことを遠慮する意味が分かりません。
こんなところで聞くより、お医者様に聞いた方がいいですよ。