2010年9月24日金曜日

■消化器専門医のかたにお尋ねします!友人(42歳♂)が胃ガン宣告を受け(手術を...

さん

■消化器専門医のかたにお尋ねします!友人(42歳♂)が胃ガン宣告を受け(手術を1度たりともしてもらえず)5ヶ月余りで亡くなりました。

『東京新宿@大久保病院』に入院していました。入院したその日から抗ガン剤治療が始まりましたが、手術日程が2回も先送りとなり、『抗ガン剤投与中は手術の傷口がふさがらないから、切除手術はできません』と担当医師がおっしゃい、結局手術は1度たりともしてくださいませんでした。傷口がふさががらないから???これは本当のことですか??もしくはその場しのぎの嘘方便だったのでしょうか?? また、仮に手術を施せないような段階(末期?)であったのなら、何故?手術の日程を2度も決め、しかも2回ともキャンセルしたのでしょうか?理解に苦しみます。

何ら自覚症状はなく、何となく食欲が無くなり、病院に行ったら即入院→手術日程が2度先送り(結局1度も叶わず)→抗ガン剤治療の継続→1度だけ回復し、外出許可もいただき本人も元気になる→その後、体調が急変(リンパに転移)→日増しに悪くなり(悲惨でした)→入院から5ヶ月余りで亡くなる ???

???このようなケースは、よくあることなのでしょうか??もしくは、胃ガンと言えども、手術しにくい部分(?)とかにガンがあると(これだけ医学が発達しているにもかかわらず)、手術ができないなんてケースも多々あるのは事実ですか?もしくは(考えたくないことですが)病院のレベル、医療設備等になにか至らないこと、問題があったのでしょうか?

友人として、どうも納得ゆかないでいます。専門医のかた、是非解りやすいご説明、所見などいただけたら、ありがたく思います。よろしくお願い致します。

さん
友人を亡くすというのは寂しいものです。
そんなにしょっちゅう会うわけでもありませんが、
この世のどこかで元気にやっていてくれたら
安心できますよね。

ご友人の経過は確かにおかしな経過です。
しかし、がんの経過は人それぞれ違いますし、
そのときそのときの判断もあったかと思います。
ご友人の場合は受診した時点で末期の状態であった可能性が高いです。
この場合、がんとどのようにつきあっていくか、
いくつもの選択があります。
命を落とすことになってもがんを完治するような治療を続けるのか
抗癌剤でがんの進行を遅らせて延命を図るのか、
鎮痛剤を使用して苦しみを緩和するのか
いろいろな選択肢があり、これらの組み合わせをすることがあります。

あとから振り返ってあのときこうしていれば良かった
ということは誰しもあると思います。
ましてや結果が悪かった場合はなおさらです。

ご友人の経過はそのような誤算がいくつかあった結果、
傍目にはずさんな経過を取ってしまったのではないでしょうか。

ブログ アーカイブ