2年前から大腸がん、肺がんの手術、抗がん剤治療をしていましたが、その効果なく全身にガンが転移していると言われました。
70歳の父の話です。
ガンの摘出手術は、成功、その後の抗がん剤の治療後の経過も、良好だったはずでしたが???腸閉塞になり、検査の結果、全身のガンの転移が確認されました。
経過が良好だったので、父は、ガンは治ったと思っています。
でも、医師の口からは、酷な話でした????
「強い抗がん剤治療を、3週簡に一度の頻度で行う事を考えてる??」「これは生きてるあいだ、ずっと行わなければならない」
「抗がん剤の治療をしないと、1、2ヶ月ということもありえる??」という話でした。
家族としては、少しでも長く生きててもらいたいという思いです。でも、高齢な父に強い副作用のある抗がん剤の治療を勧めるというのも、ためらってもいます。
抗がん剤の治療は、本人の同意がいるとのこと、いつかは、父に話をしなくてはいけません。
どのように、どこまで、話をしたらいいのでしょうか?
ガンが、再発したと聞いて、父がどこまで耐えられるのか??
「もう苦しいのは、いやだ」という父のことば。
父は、医師から「また、2泊3日で入院して、点滴治療をしようか」としか聞いてなく、詳しい事はしりませんが、2泊3日の入院という事で、抗がん剤ということは気づいています。
でも、自分がこんなに悪いとは、思ってないはずです。
何を聞きたいのか、よくわからなかったかもしれませんが、精神的にすごく参っています。なにか、よいアドバイスなどありましたら、教えてください。
よろしくお願いします
さん
全身に癌の転移があるということなので、抗がん剤治療をしても非常に厳しい状態だと思います。また、抗がん剤は副作用も強く、人によっては抗がん剤の副作用で体力を落とし、亡くなるかたもいます。
お父様には転移したことを正直に話したほうがいいと思います。非常に厳しい告知だと思いますが、やはり本人に選択してもらうのが一番だと思います。お父様が、抗がん剤を選べば一緒に闘っていきましょう。あと数ヶ月の命だと分かれば、治療せず自宅で家族とゆっくり過ごしたいというかもしれません。そしたらそうしてあげれば良いと思います。
ホスピスという病院をご存知ですか?今のお父様の状態だと、ホスピスという選択もあると思います。
先日、60才代の男性が肺がんで亡くなりました。入院し抗がん剤治療していましたが、副作用が強く、中断しました。ご本人はもう家に帰りたいと言い、自宅へ帰りました。家に帰ると、今まで食べれなかった食事が摂れ、家のお風呂にも入り、1週間家族と過ごし自宅で亡くなりました。非常に良い顔をされていました。ご家族も家に帰って来れて良かったと言っていました。
抗がん剤を使えば、命は延びるかもしれません。でも、命、人生の質って長さですか?
苦しい思いをして(思いをさせて)延命する意味って何でしょう。それより、苦しい思いをせず、最後まで笑顔を見ながら過ごしたいと思います。
私だったら、告知して本人に選んでもらいますが、抗がん剤は選択しないと思います。
自宅で過ごしながら、本人が痛い、苦しいという苦痛がないように症状コントロールしてもらいながら残された時間を一緒に過ごしたいなと思います。
抗がん剤を否定しているわけではありません。あくまでも私の考えです。
セカンドオピニオンはご存知ですか?主治医以外の先生に治療方針など相談する方法です。
そういったことをされてもいいと思いますし、ホスピスに興味があれば、近くのホスピス病院へ見学へ行かれても良いと思います。
長くなってすいません。
ご家族でよく話し合ってくださいね。頑張ってください。