2014年2月6日木曜日

アルコールパッチテストについて

さん

アルコールパッチテストについて

先日アルコールパッチテストを大学の健康診断で行ったのですが、
パッチを貼って7分後に剥がした時には全く赤くなっていなかったのですが、
その10分後には、少しだけうっすらと赤くなっていました。

この結果からお酒を飲めると思いますか? 飲めないと思いますか?

具体的には許容量も教えて頂きたいです。

さん
「飲めない族」の人:エタノールの跡が赤くなります。(10分後)
「ALDH2」が活性化しない「飲めない族」です。これは遺伝によるものですから、一生変わりません。
全然飲めないタイプ→日本人の約4割。
「ALDH2」が全く活性を持たないため、どんなに訓練を積んでも飲めるようにはなりません。ビールを1杯飲んだだけで、心臓は100メートル走のあとのようにドキドキし、失神することもあります。
殆ど飲めないタイプ→日本人の約3割。
赤くなりながらも多少は飲める人もいます。「ALDH2」がわずかに活性をもっているため、飲酒を繰り返すうちに悪酔いの苦しさに体が慣れてしまったりするのです。「飲めない族」と出たのに「いや、結構飲めます」という人は、今までよほど無理をして飲んだのでしょう。けれどもこの体質の人はもともと有害なアセトアルデヒドが溜まり易く、肝臓などの臓器に害を受け易いのです。がんのリスクも高いと言われています。飲む訓練は効果がないばかりでなく、体に有害なのでやめましょう。

「危ない族」の人:何の反応もでません。
飲めるので、つい飲みすぎて体をこわしたりするタイプ


http://www.hirokoku-u.ac.jp/students/health/alcohol.html

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