頭皮のつむじの下付近に赤いあざみたいなものがあります。あざが出来たのは中学生の時で、 最初は友達から「一カ所だけ白くなってフケがある」と言われ手ではたいてもらいました、するとフケがパラパラ落ちてきて、フケが落ちた部分だけが赤くあざみたあになっていました。しかし、あまり気にせず何年もそのままでした。
それから現在、髪の毛が薄くなってきたのでアデランスに行ったら、「赤いあざが原因で薄毛になってる」と言われました。しかしつむじの周りの「乾燥も原因」と言われました。
赤いあざみたいなのは一体何なのか?それが原因で乾燥してるのか?アデランスでは教えてくれません。どなたか解る方いらっしゃるなら、よろしくお願いします。本当に悩んでます。
さん
脂腺母斑ではないでしょうか。???
脂腺母斑とは、生まれつきの黄色いあざです。患者は1000人に1-3人といわれます。ほとんどは頭や顔にでき、他のあざと同じように成長に比例して大きくなります。
幼児期までは黄色や淡い褐色で、多くは、はげがあることで発見されます(1期)。小学生から思春期にかけて少しずつ盛り上がり、いぼのようになります(2期)。大人になると腫瘍(しゅよう)に変化することがあります(3期)。
腫瘍になるのは2割程度で、近年の研究では、がんに至るのは全体の0.1%とされています。このため幼児期から「がんになる」と必要以上に心配することはありません。
治療は(1)腫瘍になるのを防ぐ(2)はげを目立ちにくくする-のが目的で、基本は手術です。小さなあざなら切り取って、周囲の皮膚を縫い合わせます。大きなものには、シリコン製の組織拡張器を埋め込み、皮膚を膨らませていく方法もあります。レーザー治療は、細胞が残ってしまうため再発の恐れがあり不適応です。
手術の多くは小学校入学前の5、6歳ごろ、全身麻酔で行っています。