先日 主人の父が肺がん及び転移性脳腫瘍であると診断を受けました。
明日から脳への放射線治療が行われるのですが、担当医師への心付けは渡した方がいいでしょうか?
また、いくらくらいが相場でしょうか?
嫁としてできるだけのフォローをしたいと思っておりますが、一番大切なのは病院での処置(対応)ですので、
もし万が一心付け次第でいくらかでも良くしていただけるならばと思いまして…
お分かりの方、いらっしゃいましたら教えていただきたいと存じます。
さん
医療関係者です。
私が貴方のお義父様の主治医だったと、貴方が私に「心付け」を差し出されたとします。
私はこう言って丁重にお断りします。
『入院生活には色々な出費がありますよ。また、お父様の体調が優れないときもあることでしょう。ナースをはじめ充分にフォローしますが、時には貴方にお義父様が「新聞や雑誌を読みたい」と言われることもあるでしょう。また交通費もかかると思います。その時に使ってください。お気持ちだけ受け取りますので。ありがとうございました。』
これは封の中に「現金や商品券」が入っていることを想定(実は中身はわからない…)してのことですので、もし現金や商品券でなかった場合には逆効果(=現金を期待している)となるのですが…。
(私のような者ばかりではないことは私自身がよく知っています。)
お気持ちもわからないわけではありませんが、相部屋の場合に病室内でこういうことをされますと特に困ります。
病院生活は集団生活ですから患者さんには色々な経済事情がありましょうしが、ドクターには一切関係ないことですよ。
もう一つ考えていただきたいことは「差し入れ」「室内飲食」です。
「差し入れ」も私は一切お断りですが関係者が全てそうかと言えば?です。それによってケアに差が生じるとは信じたくはありません。(その光景を目の当たりにしていますので偉そうなことは言えませんが。
お菓子等も断りますが、お菓子を含めた「なま物」だけは非常に困ります。
(「せっかくだから…」の気で受け取っている者もいます。)
「心付け」や「差し入れ」を断るのに時間を割くのであれば本来の仕事の充実に時間を取りたいものです。
最後に「室内飲食」ですが、入院されてあるのがどのような病院でどのような病棟かは存じませんが中には「抗がん剤」治療を行っている患者さんがいらっしゃるかも知れません。副作用で臭いに敏感です。食べたくとも食べられない患者さんもいらっしゃるかも知れません。
このようなこともご遠慮いただければと思います。
さん
断言できるのは、心付けで対応が変わることは全くありません。
わたしも心付けは受け取るべきではないと思います。が、終末期で藁にもすがる思いで主治医に心付けを渡す患者さんもいますので、そういう患者さんの切実な思いは受け取らざるを得ないと思います(受け取ってもらえないと自分は見捨てられたと感じるようです)。ケースバイケースで、病院で取り決めがない場合、特に終末期を診るような診療科ではどうしたらよいか難しいところだと個人的には感じています。お父さんの強い意思でなければ渡す必要はありません。5千または1万円が多いかな?と思います。
さん
心付けは必要ありません!
喜んで貰うDrも確かにいるとは思いますが、それによって治療に対する対応等が変わるというのはないです。
丁寧に「宜しくお願いします」のみで十分ですよ^^
さん
もと病院の職員です。心遣けは、まず公立の病院では禁止です。また、最近の傾向として民間の病院でも心遣けは受け取らないというふうになっております。これは、患者さんはみな平等に貧富の差なく適切な医療を受ける権利があるとの考えに基づくものです。私は民間病院にいましたが、心遣けはすべてお断りしてました。
さん
現金を喜んで受け取られたら、ろくな医者じゃない証拠です。
医師としてプライドを持っていますので、渡されると不快に思う医師も多いですよ。
お嫁さんとして一番大切なのは、患者さんを優しくいたわることではないでしょうか?
医療者として、せいいっぱい働く身なので、現金で対応が良くなる???
と思われているのが悲しいです。