2015年4月9日木曜日

■消化器専門医のかたにお尋ねします!友人(42歳♂)が胃ガン宣告を受け(手術を...

さん

■消化器専門医のかたにお尋ねします!友人(42歳♂)が胃ガン宣告を受け(手術を1度たりともしてもらえず)5ヶ月余りで亡くなりました。

『東京新宿@大久保病院』に入院していました。入院したその日から抗ガン剤治療が始まりましたが、手術日程が2回も先送りとなり、『抗ガン剤投与中は手術の傷口がふさがらないから、切除手術はできません』と担当医師がおっしゃい、結局手術は1度たりともしてくださいませんでした。傷口がふさががらないから???これは本当のことですか??もしくはその場しのぎの嘘方便だったのでしょうか??

何ら自覚症状がなく、病院に行ったら即入院→手術日程が2度先送り(結局1度も叶わず)→抗ガン剤治療の継続→1度だけ回復し、外出許可もいただき本人も元気になる→その後、体調が急変(リンパに転移)→日増しに悪くなり(悲惨でした)→入院から5ヶ月余りで亡くなる ???
???このようなケースは、よくあることなのでしょうか??もしくは、胃ガンと言えども、手術しにくい部分(?)とかにガンがあると(これだけ医学が発達しているにもかかわらず)、手術ができないなんてケースも多々あるのは事実ですか?もしくは(考えたくないことですが)病院のレベル、医療設備等になにか至らないこと、問題があったのでしょうか?

友人として、どうも納得ゆかないでいます。専門医のかた、是非解りやすいご説明、所見などいただけたら、ありがたく思います。よろしくお願い致します。

さん
胃がんと診断されたときの進行度はどうだったのでしょうか?
これだけ若年の方で、手術ではなく抗がん剤による治療を先に行ったということは、普通に考えたら、遠隔転移を伴っており手術で根治できない状態であったのではないかと思われます。
「手術は1度たりともしてくださいませんでした」ではなく、「手術をしても意味がない、本人に負担?苦痛を与えるだけ」ではなかったのでしょうか?
『抗ガン剤投与中は手術の傷口がふさがらないから、切除手術はできません』というのは、本人に正確な病状が伝わっていたのかどうかが不明なのでよく分かりませんが、おっしゃるとおり「方便」だったかも知れません。

もし、化学療法でがんが著明に縮小した場合、その後に手術に踏み切ることが時にはあるようですが、胃がんはそもそも抗がん剤が比較的効きにくいがんであり、抗がん剤による治療で思わしい結果を得られないこともよくあります。

全体として、「発見された時点で遠隔転移を伴うような進行した胃がん」の経過としては通常の経過、であるように思います。

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