ハゲについて質問。かつらって維持するのにどのくらいでかかるもんですか?パチンと留めるやつです。旦那がかつらです。 私はあまり気にしてないのでそんな話をして欲しいのに、やっぱり嫌みたいです。どうやって維持してるんだか…。ちなみに結構そういう方いるんですか?たまに喧嘩すると言ってやりたくなります…
さん
私もカツラで、アートネイチャーのヘアフォーライフという接着剤式のを装着しています。
ハゲが嫌で、各社カツラ製品を使い渡り、通算使用歴が20年以上です。
そしていままで使った金額は、延べ3000万円くらいです。
家が一軒買えるくらい使いました。(なお現在進行形です)
今、会社経営していますから、おかげさまでこの程度のお金なら苦にならなくなりました。
でもサラリーマンの時は、カツラの高い料金(特にローン支払い)にホントに悩みました。
ローンの支払いが遅れると、会社に催促の電話がかかってくるのです。
その時、カツラ会社の名前が出されたらどうしよう???と、毎日ヒヤヒヤしながら仕事をしたものです。
いいカツラを使うということは、ハゲとの戦いに加えてお金との戦いでもあります。
お金の悩みで、さらに髪が薄くなるという悪循環が出てくるのです。
私の使ったカツラ製品はだいたい80万円前後ですが、どれも半年~1年くらいの耐久度しかありません。。
メンテナンス整髪は、2週間に1回で1万円前後、年間トータルでは100~150万円くらいの維持費ではないでしょうか。
ご主人の出費もこのくらいだと思います。
これを、毎年毎年繰り返すのですから、安月給の方、あるいは家族にとってはハゲとともに大変な問題であり悩みでもあります。
加えて家やら車のローンがあると、もう完全にローン地獄に落ちてしまいます。
私の場合は家はありましたで、車の支払いが加わってとても苦労しました。
蛇足ながら、私の暗くてつらいカツラの過去と明るい現在について書かせていただきます。
最初はアデランスでした。
質問者さんのだんなさんと同じパッチン式です。
これはズレやすいのと、見た目もすぐカツラとバレるのが難点でした。
そして、製品の悪さと整髪メンテナンスの時、しきりに次の製品を押し売りする応対の悪さがいやになり、少ししか使わずやめました。
150万円がムダになりました。
次に、アートネイチャーの植毛をしました。
東京?青山の店舗(今はありません)で、アルバイトの医師が頭皮に麻酔を打ちながら植毛をします。
すごく痛かったのですが、植毛は自然そのもの。
でも、異物が体内にはいるのですから拒否反応をしめし、そのうち全部抜けてきます。
だから、常に定期的に植えこまなければなりません。
でも、同じ部位に植えると皮膚が硬くなり、その部位は植え込み不可能になりますから、そのうち植える箇所がなくなってしまいます。
ついでにお金もなくなってしまします。
植毛には、約500万円くらいつぎ込みました。
こんなことではだめだ、どうしよう?と悩んでいると、スベンソンという会社でドイツから編みこみ式製品が日本に上陸したのです。
すぐ問い合わせて、即刻契約しました。
当時は、東京?南青山にある「ドイツ会館」だけの営業でしたから、通うのにも一日がかりになり苦労しました。
一番長く使用しましたが、今になって初めてわかったことは、編み込みの部分が完全に脱毛してしまい、結局最後は編み込みが不可能になってしまいました。
これには、製品購入とメンテで延べ2000万円くらいはつぎ込みました。
この頃は、カツラのためにお金を稼がないといけないと思い、カツラ購入のために脱サラして会社経営をしました。
すぐに会社が軌道にのりましたので、カツラも現金一括購入できるようになり、ローン地獄から抜け出すことができました。
今は、アートネイチャーです。
4枚セットで70万円ですが、接着剤式製品の出来の良さ?自然さは天下一番です。
見た目も全く地毛そのもの。
お金には変えられない大満足感があります。
このくらいのいい製品でこの価格なら、自分の使った他の製品に比べて安い気がします。
耐久年数は1年半くらい(1枚につき3~4ヶ月)です。
メンテは、一回8000円くらいです。
でも、カツラをしていない人からみたら高いですけどね。
さらに蛇足ですが、カツラ使用者の問題点は、「いつはずすか」ということです。
あまり歳をとってまでフサフサしているのもおかしいと思いますから、その時は外国に長期間滞在して日焼けの丸坊主にして、周囲の目に頭が慣れたころに帰国したいなと考えています。
あるいは、うまくガンになってくれれば、「抗がん剤」服用で毛が抜けたと公然と言えます。
(ただこの場合は、生命に危険が及ぶのが最大の難点ですが??)
いずれにしても今はベストの製品に出会いましたので、私はこれからもお金で買えない満足感のために、一生コレに大金をつぎ込むつもりです。
はたから見たらなんもバカバカしいと思うでしょうが、とりあえず70歳くらいまでお金を注ぎ込んでがんばってみたいと思います。
カツラを着けるってホント高いですね???。