タバコって体に悪いと証明されてないんですか?
知恵袋の喫煙カテでは、複数の喫煙者が頻繁に「タバコが体に悪いと証明されてない!悪いっていってる奴はメディアに流されてる自分で調べないバカ!!」
と叫んでいますが???
さん
能動喫煙による人体への影響(肺がん)の因果関係についての科学?医学的論争が決着したのが1964年。受動喫煙にによる影響の論争は1992年。当然双方とも「害がある」と結論付けられ、以来世界中で通説となっています。少なくとも、JTお抱えとかでない「まともな学者」にとっては常識です。
つまり、たばこの有害性についての議論?証明は、もう科学者の手から離れ何十年も経っているのです。
それなのに今更ながら禁煙カテで『タバコが体に悪いと証明されてない!』などという非常識的な発言が安易になされているのは、無知以外のなにものでもありません。(政府が問題を放置し、わざと国民を無知にさせているという側面もあります)
繰り返しますが、タバコと疾病の問題に関しては、科学者の役割は終わっているのです。我々が本当に目を向けなければいけないのは、「なぜ行政は国民の命を守るために適切な対策をとらないのか」ということです。現代のタバコ問題は、すでに医学?科学の問題ではなく、
①国民の健康を犠牲にしてでもタバコ税による税収を優先するという政府の政策的問題、
②財務省管轄のタバコ事業法によって厚生省の関与が許されないという体制?構造的問題、
③法の適切な改正を進めない国会議員の政治的問題
などが本質なのです。
タバコの害は全世界に認識され、各国政府は既に対策を講じ実施している一方で、日本だけが問題を知っていながらのらりくらりと言い訳して放置したり、圧力をかけて対策の動きを封じたり、骨抜きにしたりするという動きをとり続けています。また、裏で多くの利権がからんでいるため報道業界においても圧力がかかり、情報操作されることが多々あります。これは、明らかに国家的犯罪だとする見方もあります。タバコ問題に関しては、正しい情報が国民に届きにくい状況だということを念頭に置くことが重要です。
興味のある方は、「日本たばこ戦争」という本を読んでみてください。
さん
とっくに証明されていますよ。
●日本学術会議:脱タバコ社会の実現に向けて
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t51-4.pdf
上記リンクで、喫煙(受動喫煙含む)の有害性について、『誰が』?『どのような見解を示しているか』を確認すれば、一目瞭然だと思います。
『証明されていない』という主張は、主にJTやJTお抱えの学者が主張しているデマに過ぎず、ニコチン依存にさせられている一部の喫煙者などがそのデマに踊らされているだけです。
JTやそのお抱え学者が『証明されていない』と主張する場合、要は『喫煙者の肺ガンなどの患者の体を調べても、喫煙が肺ガンなどの慢性疾患を引き起こした原因と特定できない?喫煙が人間に肺ガンなどを引き起こすメカニズムが詳細に解明されていない』ということです。
しかし、喫煙による肺ガンに限らず、ほとんどの病気は、曝露(有害物質などを摂取したり被曝したりすること)が疾病を引き起こすメカニズムまでわかっていません。例えば単純な食中毒であっても、食中毒菌が何故腹痛や嘔吐を引き起こすのかまではわかっていないことが多いですし、また、患者の体を調べても腹痛?嘔吐が食中毒菌によるものかどうかを特定することはできません。ただ、たとえそうであっても、経験的(臨床的)に『ある菌に汚染された食物を食べれば、相当程度の割合で腹痛?嘔吐などの症状を呈する患者が発生する』ということがわかっていて、腹痛?嘔吐を起こした患者集団に特定の曝露(つまり、その菌に汚染された食物の摂取)が生じていれば、『○○食品の仕出し弁当が××菌に汚染されていて、それが原因で集団食中毒が起きた』とされますよね。そこで、『いや、××菌が腹痛?嘔吐を引き起こすメカニズムは詳細に解明されていないし、また患者の体を調べても××菌が腹痛?嘔吐の原因とは特定できない、もしかしたら全員の体調がたまたま悪かっただけかもしれない。だから、うちの弁当が食中毒の原因だとは言えない』などという主張は常識的に考えて通用しません。
それ以外にも、例えばアスベストが社会問題になったのは記憶に新しいと思いますが、そこではアスベストへの被曝が中皮腫や肺ガンのリスクを高めることが問題視されたわけです。しかし、アスベストによる中皮腫発症のメカニズムは良く分かっていませんし、また中皮腫患者の体を調べたところでアスベストが原因と特定できるわけでもありません。それでも、これまで世界中で起こったアスベスト禍の経験を踏まえて、『アスベストは中皮腫や肺ガンの原因となるから、使用を禁止する』ということになったわけです。
こう考えていくと、JTが主張している(そして一部の喫煙者が踊らされている)『タバコが肺ガンなどの疾患の原因となるとは証明されていない』などという主張が、如何に出鱈目でくだらないものか良くわかると思います。彼らの言い分によれば、いくら食中毒菌に汚染された食物を販売しても『食中毒はうちの弁当の菌が原因とは証明されていない』とか、アスベストをいくらバラ撒いても『中皮腫はアスベストが原因とは証明されていない』などと主張できることにもなります。こんな世界中の医学界?保健衛生学界から笑いものになるような主張をJTは行っているわけです。
さん
タバコが体に悪いのは既成事実です。
唯一良い作用を与えるとすれば精神的な安息です。
私は現在ゴールデンバット喫煙しています。他のどんなたばこよりも旨いです。
しかしながら、禁煙することにより、ストレスを感じて病気になったとしたならば本末転倒だと思います。
追記
ご質問はたばこの健康被害への証明ですので、私の回答では答えになっていませんでした。
特定の疾病との直接の因果関係が証明されていないとしたとしても、統計上の喫煙者と非喫煙者の特定の疾病の罹患率の違いで充分証明されていると思います。
たばこが体に悪いと証明されていないとしている喫煙者は、藁にもすがる思いで自己の行為を正当化しようとしている弱者です。
私はたばこの害を認めた上で、堂々と喫煙者としての権利を主張したいと思います。確信犯です。
なんでも全面禁煙ではなく、喫煙者の権利も認めて、分煙とならないものでしょうか。
さん
証明されていますよ???っと言いたいところですがあいまいな状態です
その方はたぶんここを観覧したのでしょうね↓
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_tabacco__20070919_3...
証明を訴えるサイト↓
http://www.anti-smoke-jp.com/canser/hatsugan.htm
過去に同じ事を質問している人がいます↓
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112891106...