2012年12月18日火曜日

胃部陥凹性病変

さん

胃部陥凹性病変

主人50歳男性が人間ドックの胃部X線検査でそういわれました。あと胃のヒダが集中しているというようなことが書かれていました。

自覚症状はまるでなく、20代後半に一度胃潰瘍になって薬でなおしたことがるらしいです。ですが、いままで一度もこのようなことはいわれたことがないそうです。

これはいったいどういう状態なのでしょうか?一応要再検査ということで胃カメラを予約したのですが、どんな病気なのかまったく検討もつかなくて不安です。

ガンの可能性もあるということですよね。あまり心配する必要がないのか、悪い可能性のほうが大きいのかまったくわからず、不安ばかりがさきばしります。どなたか、どんな可能性が高いのか教えてください。

さん
以前胃潰瘍の既往があるということなので、潰瘍の瘢痕を見ている可能性はあります。

潰瘍ができると直るときに繊維化をおこして硬くなります。そのため、その部分だけ伸びが悪くなるため、引き攣れて見えます。

その引き攣れ方で良性悪性の判断はある程度はできますが、絶対とは言い切れないため、内視鏡で確認した方が良いでしょう。

ただ、20年以上前の潰瘍があったのに、今まで指摘されていなかったということは新たにできたものの可能性があるということです。

また、胃潰瘍の原因のほとんどはピロリ菌感染によるものなので、ご主人はピロリ菌保菌者の可能性が高いです。ピロリ菌の感染者は胃がんのハイリスク群です。

いずれにせよきちんと検査をしてもらい、良性の潰瘍だったとしてもピロリ菌陽性ならば除菌をお勧めします。

さん
お気持ちお察しいたします。
私も昨年身内をがんで亡くしました。

あまり、楽観しないで下さい。
今現在、がんの可能性は、けして低くはありません。
胃カメラの検査所見で否定されれば幸いだと思います。

確かに潰瘍瘢痕(過去の潰瘍の傷跡)を見て、
それを指摘している可能性は高いです。
ご主人が以前の潰瘍の場所を覚えておいでだったら、それと照らし合わせてみてください。
(胃は結構細かく区分けされているのです。)

何かがあるけれどそれが何なのか確かなことは言えない。
バリウムを使ったスクリーニング検査の良い所でもあり悪い所でもあるのです。
※精密検査だとまた話が違ってくるのですが※

これまでの検査?検診で指摘された事が無いと言うのは、気になる所です。
新たな病変かもしれません。

悪い話ばかりでしたが、
そのくらいのつもりで臨まれた方がいいと思ってお話しさせて貰いました。
大きな異常がなければと、思っています。

さん
「胃部陥凹性病変」←胃潰瘍または胃癌。「胃のヒダが集中している」←胃潰瘍が治った跡または胃癌。両方とも,多くの場合は,胃潰瘍。違法銀行スルガと闘う被害者の会VAIBSの回答でした。

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