マンモグラフィー検査結果とZTTに関連があるのでしょうか?
健康診断の結果で、マンモグラフィー検査では両側乳房に円形の石灰化散在、左側上部に石灰化が集簇している。と書かれてありました。
肝機能検査ではZTTが17.8で精密検査を受けてくださいとのことでした。
2つの結果が良くないということは、やはり癌なのでしょうか?
昨年の乳がん検査は超音波でしたが異状なしでした。触診も異常なしです。
まだ子供が小さいのでとても不安です。精密検査の予約は入れているのですが、気になって仕方ありません。
さん
最初に結論から言いますと「関連性なし」かと思います…。(私の経験上ですけれども)
確かにZTTは標準値よりも、やや高めですのでドクターは肝炎等を否定するために精密検査(と言うより「再検査」)を入れたのだと思います。一時的な感染症においてもZTTは上がりますので私も主治医でしたらそうします。
2つのことを質問されてありますので別々にお答えします。
①乳がん…よく健康診断を活用なさっておられると思います。感心しますし、貴方のような方が多ければ乳がんの早期発見率が向上するかと思います。昨年の「超音波」「触診」の結果、異常なしとのこと…。まず心配はいりません。
最近の「『健康診断』におけるマンモグラフィー」によって「石灰化散在、石灰化集積」とありますが、この「健康診断」は会社か何かでしょうか?それとも自覚症状があっての受診でしょうか?一般の会社では最初から「マンモ」を健康診断に組み入れる例は私も経験したことが余りありません(30歳、40歳の節目に「人間ドック」をご利用いただく例はあります。)し…。
マンモにおいて「石灰化散在、石灰化集積」はよく見受けられます。逆に言えば、それを見つけるのがマンモですから…。
急速に進行する乳がんも全くないわけではありませんが可能性は非常に低いと考えてください。今後も毎年受診され「石灰化集積」を中心として経過観察の必要があります。
②ZTT…肝機能をみるのが主な目的ですが、先に言いましたとおり「感染症」でも高値になります。風邪でも高値になります。
肝炎を否定するうえでの判断基準となりますので生活習慣等は判りませんが受診してください。
年齢的(「子どもさんが小さい」との文面から…)に心配なのが『膠原病』です。色々なタイプがあるのですがZTTが高くなり肝機能障害や感染症を否定しても、なおもZTTが高値で疑問が残れば、私だったら『膠原病』の詳しい検査をします。万一、そうなりました時には、そのことを是非ドクターに話していただきたいと思います。全ての病気の可能性を否定するのが健診機関の役割ですから、あらゆる可能性を提示できないのは健診機関のドクターとは言えないのではないか?と私は思います。
(あまり不安感を与えるドクターも感心しませんが…)知識の高い患者さんになっていただければと思います。お大事に…。
さん
ZTT17.8は気にしなくていいです。違法銀行スルガと闘う被害者の会VAIBSの回答でした。