2011年5月17日火曜日

タバコが脳に与える影響について

さん

タバコが脳に与える影響について

肺がんになりやすい等のリスクは世間一般に広まってますが
脳には何も影響は与えないのでしょうか?

記憶力が鈍るとか ハッキリ言えば頭が悪くなってきません?

私は昔々、吸い始めの時 物覚えが急に悪くなった記憶があります。
ずっと気のせいかと思っていたのですが???。
同年代で記憶力がよくて しっかりしてて頭の回転の速い人は非喫煙者で
自分も含め喫煙者はうっかり者で物覚えが悪い気がします。

そうえいば自分も???なんて感じる人いますか?

さん
頭の働きは落ちます。

まず、喫煙すると血中の一酸化炭素濃度が上がりますから、酸素が充分に脳に回らなくなります。また、喫煙者はニコチン依存になりますから、喫煙時には通常の脳活性のレベルまで近づきますが(それでも非喫煙者のレベルには達しない)、その後徐々に血中ニコチン濃度が下がり、脳の機能が低下します。で、また喫煙によってニコチンを補充し、脳を通常のレベルに近い状態に戻すということを繰り返します。つまり、一般的に喫煙者の脳の働きは非喫煙者を下回る状態でニコチン濃度に応じて上下するといったことを繰り返すということです。

また、喫煙はアルツハイマーのリスク因子ともされています。

ニコチン依存のメカニズム

http://www.e-kinen.jp/what/dependence.html


上記リンクを見ればわかるかと思いますが、喫煙者は脳内の神経伝達をタバコに含まれるニコチンに頼る状態になっており、自力で神経伝達を行う働きが退化しているということです。

さん
老人になれば記憶は曖昧になるというなら分かるが、喫煙者とまとめるなら、それはないな。
オレは結構昔の出来事とか憶えているし、どうでもいいこと重要なこと色々な思い出を語れる。
うっかりすることは時々あるがオレは物覚えが悪いとは思えないな。
以上、男性喫煙者より。

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