癌細胞について。
癌細胞は誰でも常に生まれ、免疫がそれを抑えるという事らしいですが
自分なりに思う疑問は、例えばモグラたたきのゲームのように
モグラ(癌細胞)がポコポコと頭をだし、その頭をトンカチ(免疫)が
押さえて行くと言う解釈をしていますが
そこで免疫が低下すると【病気や体調不良)トンカチも機能しなくなり
モグラ(癌細胞)がどんどんと頭を出す=発がんすると思うのです。
ただそんなこととなると誰もが簡単に発がんしてしまう傾向になると思うのですが
多少の免疫が低下しても問題ないのでしょうか?
下手な文章の内容にご理解して下さった方、ご意見よろしくお願い致します。
さん
癌細胞は確かにある数発生しています。しかしいろいろな条件が重なった時に癌細胞として定着するようです。
① 比較的元気な細胞であること
遺伝子の壊れ方にもよりますが、少なくとも分裂できるものが生き残ります。さらに自分が成長するために他の正常な細胞を使って新たな血管を作る機能も保持しています。
② 免疫(トンカチ)を受けにくいなりすまし
もとは体の細胞なので、免疫システムが異常な細胞と認知できないと攻撃できません。免疫機能が落ちるとこの認知機能が落ちるようです。
③ 免疫(トンカチ)では追いつけない
最後が敵が多すぎる場合です。発癌物質を摂取したりすると癌細胞が増加し攻撃が追いついきません。発癌物質には、こげやたばこやアスベストがありますね。また、肉食中心の食生活では大腸癌になりやすいとも言われています。
以上の条件がそろって、癌細胞が成長していきます。最近の研究では成長のための血管を作る機能を防御して癌細胞を兵糧攻めにする薬も開発されているようです。