2010年4月11日日曜日

余命1ヶ月の花嫁を見て、乳癌検診ってホントに有効なのでしょうか?Yahoo!さん...

さん

余命1ヶ月の花嫁を見て、乳癌検診ってホントに有効なのでしょうか?


Yahoo!さんでもピンクリボンさんに協賛されてますが


海外では色んな統計をとってて癌検診ってまったく意味がないように思えるのと


オックスフォード大学さんの調査だと


放射線検診をしたことで逆に癌になるひとが


日本は癌発症者の3.2%

アメリカ 0.9%
イギリス 0.6%

と研究結果が出ているようですし…



癌検診を
受けた人と
受けなか?た人に分けて

癌で
亡くなられた方の


世界での調査結果は以下のようになっています


(数字が多少間違っているかも知れませんが)

■チェコ肺癌試験

喫煙男性6千300人

検診293人/非検診341人


■カナダ乳がん試験
40~49歳女性5万人

検診106人/非検診107人


■デンマーク大腸がん試験
6万人

検診204人/非検診201人


■イギリス大腸がん試験
15万2千人

検診164人/非検診165人



結果をみると、癌検診受けない方がいいのかなとおもうのですが…


どなたか、ちゃんとした統計データなどがわかる方がいましたら、教えてください

よろしくお願いします

さん
べつにそんなにしらべなくても効果ないのは専門家なら知ってますよ。
【街中に監視カメラ(マンモ)を設置して、交通事故を早期発見しても交通事故の予防にはならないでしょ】
肺がんの予防は禁煙で乳癌の予防はマンモだなんてすじがとおらんでしょうが。
それと癌細胞のメカニズムからいって発見されなければ、気がつかずに、元気よく、天寿をまっとうしてしまう人が沢山いるってこと。
以下の書籍読んだら。
『乳がんと牛乳』ジェイン?プラント著、佐藤章夫:訳発行:径書房 乳癌女性必携の書 この本はイギリス人女性の地球化学研究者ジェイン?プラント(Prof.JanePlant)さんが、乳がんにかかったのだが、持ち前の研究心で必死に自分の乳がんの原因を徹底的に探り、牛乳他の乳製品を好んで食べていたことであることを突き止める。中国人女性が乳癌や花粉症、アトピーにならないのは牛乳を飲まないからである。

さん
統計の見方が間違ってますよ。
「癌で有りながら、助かった人」の中での、癌検診受診者と、非受診者の割合いを、比べなければ意味がありません。
癌は早期発見が生存率を左右しますので、かつて、癌を患った人の中で、取りあえず完治した人の中での割合いを比べて下さい。

あと、癌検診を受けながら死んでしまった人の中には、なにかしらの自覚症状を感じたので検診を受けたというファクターが結構多くいると思われます。また、3年前に一度受けた???5年前に一度受けたと言う、非定期検診者の扱いなどがどうなっているか、統計の見方をきちんとしなければいけません。

部位別、発見経緯別5年相対生存率
部位 検診?その他
胃 87.8%?53.5%
結腸 92.6% ?63.8%
肺 45.8% ?16.3%
乳房 92.8% ?83.7%
子宮 94.1% ?71.3%
資料:財団法人がん研究振興財団『がんの統計2005年版』より

補足に。
早期発見や早期治療は無意味という言い方は、かなりの極論です。
よく、正規な論文以外の、雑誌や出版本等には、医者とか博士号をお持ちの方が、かなり無責任な言い方で極論を言う人がいますが、そこら辺は、しっかりとその内容を見極めなければ成りません。
これまで世間で事件となった、インチキ健康食品や、健康器具、健康法についても、その多くは医者とか博士号を持った人の啓蒙本が出版されて、インチキの後押ししている事実がある事を忘れてはなりません。
で、岡田先生の言おうとしていることは、癌になってから見つけたり治療することよりは、癌にならないような食生活などの予防に心がけて、癌にかかる確率を下げた方が、もっと有意義だと言うことでしょう。たしかに、そのとおりではありますが、かといって、癌にかかる可能性が下がっても、「0」になるわけではないので、かかったときの早期発見と早期治療は、有意義であることも変わり有ません。
検診を受けることによって生じるリスクと、受けない事によるリスクの比較については、学問的に比較検討されています。
今のところ、受けることによる被爆リスクよりは、受けない事によるリスクの方が高いという結論により、乳ガン検診も行われています。

さん
乳がんでなくなる方を減らしたい医療スタッフです。
統計は確かにそうかもしれません。しかし女性一人一人は個人で100人中99人が助からなくても一人は助かります。その一人になればいいわけで乳がん検診がその手助けをしたい。そしてできると思っています。現に検診で発見した方を多く見てますしご自身で見つけて受診されず手遅れになった方も見ています。
確率的にはわかりませんが助かる方法があってそれが合理性(時間的金銭的精神的に)をかかなければたとえ確率的に低くても行うべきです。

さん
癌検診の有用性は病気の早期発見であり、癌の発症率との因果関係は無いと思いますが…。癌は進行の度合いが1~4ステージ迄ありますが、1ステージと4ステージでは5年生存率が50%以上も違うことは周知されています。癌検診で発見される場合のほとんどが自覚症状のない早期のものです。この時に適切な治療をすれば生きられる確率も高くなるので、検診を奨励するのでしょ?

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