2009年5月19日火曜日

母が腹水が溜まり、卵巣がんのステージ4と言われました。6月10日に腹水を抜いて抗...

さん

母が腹水が溜まり、卵巣がんのステージ4と言われました。6月10日に腹水を抜いて抗がん剤を入れましたが、今のところ軽い吐き気と、おなかが少し痛いといっています。82歳です。

母は、いっぺんにバーンと死にたいといいます。この先だらだらとつらい治療が続くのでしょうか。余命はどれくらいでしょうか。抗がん剤を使う時母は強く否定しましたが、先生と看護師長さんが粘って説得させて使いました。寂しそうにベッドに寝ていますが、これでよかったのでしょうか。

さん
長文になってしまうと思います。
そして文面がツライものであると思います
最初に謝っておきます。すみません。
まずはご家族の方とても不安な事と思います。
私の父は直腸癌で今年亡くなりました。
まだ60代でした。

お聞きしたいのですが医師は抗がん剤治療だけを
するのでしょうか?外科手術は出来ないとの事ですか?
うちの父は切れない大きさだったのでまずは抗がん剤を
入れて小さくして切ると言っていたのですがかないませんでした。

あと抗がん剤の副作用は最初は軽いのですが徐々にきつく
なります。ご飯も砂の味だと言っておりました。
そしてやせ細っていき体力もなくなりました。
何年も続けて結局苦しませただけでした。家族は今後悔
しております。

医者は治療をしなくてはならないので抗がん剤を勧めて
きますが実際ただの『延命』だとハッキリ言われました。
最後は苦しんで苦しんで可哀想な事をしました。
気丈な父が泣きながら「痛いよ~痛いよ~」と叫ぶ姿は
一生忘れられません。

癌のご家族の方に言いたいのはまず本人の意思を尊重してください。
そして医師の言う事に納得できない場合はしつこく聞いて下さい。
余命は実際は今までの統計でしか教えてくれませんのであてに
なりません。本当にあと数週間という所でやっとわかりますが
家族も見て分かります。

抗がん剤は飲み薬もあります。副作用は少ないです。
癌はできる部位で苦しみが全然違うようです。
あと本人と難しいですが向き合って話をして下さい。
なかなか空いてませんがホスピスも検討してください。
(最後とても快適に暮らせるようです)

結局病院は治療をしなくてはならないという施設です
ので何もせずには置いておけないと医師に言われました。
なので最後は1年くらい飲み薬に替えていただきました。
点滴治療は本当に辛くなってきます。それを本人にも
きちんと告げてください。

とてもお辛いのはわかります。私たち家族は最後まで
『死』を避けてしまったのです。でも今は言いたい事が
山ほどあったなと残念に思います。
父にもごまかしごまかし延命を続けてしまって本当に
申し訳ないと思っています。

金銭的な事で壁にぶち当たってしまった部分もありました。
でも最後の病院は父を苦しませないようにしてくれてとても
感謝しております。
病院選びも大事です。

お母様の人生です。お母様の意見をまずは尊重して
あげてください。好きな事をして笑ってたら癌は小さくなる
かもしれませんよ。(実際そういう奇跡も聞いた事があります)
笑って過ごさせてあげてください。
さびしそうにベッドで寝ているお母様を想像しただけで涙が
出ます。
本当に長文になってしまって申し訳ありません。

※ステージ4という事で死を意識した文章になりましたが
お母様が回復される事心よりお祈りいたします。

ブログ アーカイブ