2015年11月12日木曜日

大豆イソフラボンを取り過ぎると男が女体化するって本当ですか?

さん

大豆イソフラボンを取り過ぎると男が女体化するって本当ですか?


さん
大豆イソフラボンサプリメントだけでなく、大豆そのものの過食で影響が出たケースが報告されています。
男性では、両側女性化乳房、勃起障害を併発したケースがあります。
女性では、子宮ポリープ、重症月経困難症、不正出血や続発性不妊になったケースなども確認されています。

こちらは政府関係のサイトですの大豆に関するページです

http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail84.html

医学的調査に基づいた研究内容について、結果だけでなく信頼性なども掲載されているので参考にしてください。
大豆推進者のようにメリットだけを宣伝してデメリットは紹介しないことはなく、デメリットについても言及しています。
くれぐれも、大豆の良いところだけを主張する人やサイトなどにご注意ください。

国民の健康を考える政府はこのような見解です。

農林水産省 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/isoflavon_qa.html

天然由来の食品成分はいくら食べても大丈夫、という考え方は正しくありません。
なお、食事バランスガイドでは、大豆及び大豆製品を使った料理は「主菜」として、肉料理、魚料理、卵料理と合わせて1日に3皿程度とされています。

内閣府食品安全委員会事務局 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

http://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html

日常の食生活では、大豆イソフラボンの含有量ではなく、各栄養素のバランスに配慮して下さい。
平成17年6月に厚生労働省と農林水産省が決定?公表した「食事バランスガイド」等を参考に、
ひとつの食品?成分に偏ることなく、バランスの良い食生活を心がけていただきたいと思います

その他、イタリアにおいては、2002年7月、植物エストロゲン、大豆イソフラボンを補完した食品による一日摂取量を80㎎/日を超えないようにとの勧告がだされており、
イスラエルにおいては、幼児における大豆食品の消費が制限されること、及び乳児については摂取させないことが推奨されたとの情報があります。


男性の女体化以外に、研究段階で関連性は不明ですが、下記のようなことが示唆されています。

大豆製品の食べ過ぎ、精子の数を減らす可能性 米調査

http://sankei.jp.msn.com/life/body/080726/bdy0807261312002-n1.htm


国立がんセンター 18年間の調査でイソフラボン摂取とすい臓ガン罹患率の関連を示唆

http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/95/isoflavone_hepatocellular.html


ガン患者?元患者に警告! 大豆食品消費で腫瘍が肥大

http://news.jams.tv/jlog/view/id-2041

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