胸腺癌の外科手術後の化学療法の是非について教えてください。
腫瘍の完全切除(病理検査で問題なし)ができたとしても、目に見えないがん細胞をやっつけるために、化学療法をした方がいいという考えもあります。
一方、がん細胞が残っているかどうかわからないのに化学療法をするのは、術後の体力回復の遅れや、術前の化学療法のダメージ蓄積につながるので、再発?転移したときにその部位に応じた化学療法をする方がよいとする考え方もあります。
どちらが、合理的な考え方でしょうか。
さん
>どちらが、合理的な考え方でしょうか。
がんの悪性度や大きさなどによってその方の治療ではどちらがより合理的かが決まります。
胸腺がんでしたら発見時には転移が必発と言う事ですから、術後に化学療法をする、或いは他のがん腫でも最近は、術前に化学療法を行い、がんを小さくした後に、効果があるかどうか確認した後に手術する利点があるとエビデンスが蓄積しつつあります。
主治医の説明を良くお聞きになり、最適の治療を選択される事をお勧めします。
お大事に。
さん
まず、病名の確認です。
胸腺腫と胸腺がん は、診断は難しいのですが、振る舞い上は、全く別物です。
病理検査で自信を持って胸腺がんと確定診断されたのでしょうか??
非常にめずらしいもので、臨床上は、
胸腺がんは、通常診断時には体の他の部位にまで転移しています。
とされています。
http://www.imic.or.jp/cancer/c2036.html
を一読ください。