教えて下さい!!!
義母がB型肝炎から肝硬変の後、肝臓癌を患い現在発病から二年経過しています。
オペ適応ではなく、エタノール注入の為、2~3ヶ月毎に治療入院を繰り返し、症状としては全身倦怠感、腹水、黄疸があり内服で利尿をはかりながら、経過は現状維持という感じでした。
しかし、先月半ばから腹水?黄疸が増強し、今では連日腹水を一日③リットルずつとってます。
食欲も徐々に低下し、不眠も続いてます。
主治医は、積極的な治療はこれ以上何もなく、腹水を取り除いて苦痛を最小限にする対症療法でいくとの事でした。
本人も明らかに今までと違う症状、処置に不安を感じながら弱気になる事もあります???。
4月に孫が産まれる予定ですが、対面するのは現在の状況からいって厳しいそうです。
しかし、希望は捨てず
少しでも可能性があるのなら、かけてみたいと思うのです。
そこで、肝臓機能改善に効果のある漢方薬があると耳にした事があるのですが、ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
また、肝臓に関して効果的な情報をお持ちの方、よろしくお願いします。
長々と失礼しました???。
さん
肝機能の改善には紫レイ湯を用いますけれど、残念ですが、大して役立たないでしょう。腹水を除く効果はありますが、末期がんにはどこまで有効かは分かりません。でも試してみる価値は有る。
体力の温存をはかるなら、四君子湯の適応となります。
どちらも健康保険の適応になるので、費用は大してかかりません。
北里大学や、銀座のコタカクリニックあたりなら、オーダーメイドで漢方薬を処方してくれますが、自由診療なので費用がかかるし、何よりご母堂様を連れて行くのは体力的に困難でしょう。なお、コタカクリニックでは数年前から、腹水やガン性の苦痛を除くための漢方塗り薬を作って売っていると聞いていますが、効果は分かりません。へその辺りのツボに塗るんだそうです。これは診察無しでも送ってくれるかもしれないので、紹介だけしておきます。
アメリカのガイドラインの引き写しになってしまいますが、モルヒネやコデインで積極的に苦痛を除きつつ、スピリチュアルケア、つまりは家で懇意にしている、または病院付きの牧師さんや和尚さんの霊的な励まし、またご母堂様については、孫を見るまで死なないという気力が、一番の延命策であろうと思います。
さん
肝硬変の末期ですね。B型肝炎なら抗ウィルス剤(ラミブジン。商品名ゼフィックス)が使えるはずです。いままで使っていなかったのかどうかわかりませんが、末期でも使ったほうが良いという報告があります。耐性ウィルスの問題などもあるので、主治医にご相談ください。
なお腎不全も出ていますので、漢方薬とはいえ薬を使うとかえって肝不全が悪化する可能性もあります。