医療行為としてお酒(アルコール)を投与することはありますか?
さん
peachbed719さん へ質問
教科書的には、食欲増進目的のワインは記載がありますし、効果があると思います。
peachbed719さん は実際に、患者様に「赤ワイン」が投与されたのをご覧になった事がありますか?
医薬品としては「赤ワイン」等は発売されていないので、経験では、以前ブロンプトンカクテルが処方されるときは、ご家族に購入していただき、処方内容とは別に加えるようにしていました。
(保険薬でないワインを処方箋に記載するのはためらわれたからです)
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以前は、がんの鎮痛にブロンプトンカクテルと言って、ワインなどを混ぜたモルヒネ水を投与することもありましたが、現在は他に良い鎮痛剤が発売されているので、相互作用の心配なアルコールをブロンプトンカクテルとして投与する事はまずありません。
しかし、ホスピスでご本人の希望が有れば、飲酒が可能な事は有ると思います。
また、薬の成分の他に、アルコールが含まれた内服液や注射液はあります。
(お酒に弱い方には、特に注意が必要な薬です)
また、肝臓の治療でアルコール(治療用です)をその部分に注射して治療する事はあります。
さん
食欲増進のため赤ワインを処方することがあります。
薬の辞典にも書いてあります。
追記:保険とかどうこうでなくて医療行為として使うことがあると思いますし、若輩者ですが処方経験もあります。CPT-11投与時のアルカリイオン水は今日の治療薬にも載っておらず、保険適応は全くありませんが、医療行為として使用することがあります。
質問と言うより苦言ですよね??誤りがあれば直接的に訂正して頂いて構いません。