彼氏の父が転移性癌(肝臓癌)です。抗がん剤治療を一年以上続けています。先日、焼勺手術を受けました。今後今までよりも強い抗がん剤治療が開始される予定です。 幸い末期ではありません。彼氏や彼の家族は仕事と付き添いの往復生活であり、精神的、体力的にも疲れています。彼氏とは一年と少し付き合っていますが、彼氏の父親とは会ったことがありません。母親と姉には何度か会ったことはあります。
私は彼女という立場であり、あまり深い介入はしない方がいいと考えたため、手術をしてからは彼氏の話をよく聞こうと思い、重荷になることだけは避けようと私からの連絡は最小限にしました。しかし、手術から2週間がたちましたが彼氏は私に悩みや不安を話そうとしません。彼氏の性格から見て、弱音を簡単に吐くような人ではありません。しかし、責任感は強いので、今後に対する漠然とした不安は持っているようです。そのような日々が続き、彼氏に対し、私は本当にこのままの対応の仕方でよいのかと疑問に思います。あまり構いすぎると、その優しさが重荷になってしまうと思うんです。このままの状態で様子を見るべきでしょうか?それとも彼氏や彼の家族に手料理などを差し入れすべきでしょうか?
さん
あなたは優しい人なのですね。
あなたが本当に重荷になるような行動をしてしまう人ならば、確かに深く立ち入るのは良くないかもしれません。
しかし一般論で言えば、こういうときに「そっとしておく」のはあまり効果的ではありません。「優しさが重荷になる」ケースは実はまれだからです。人は弱っているときほど、知覚能力が下がっています。あなたが優しさで遠巻きに見ていても、彼からは、「最近冷たいなぁ」とみられているかもしれません。弱っている人には遠回しなことは伝わりません。あなたがいくら優しい気持ちでいて、何か不安があれば何でも聞いてあげようと思っていても、その気持ちに気付く能力が落ちているのです。料理の差し入れもいいですが、「最近不安そうに見えるけど、大丈夫?」とか、「今日のお父さんの調子は、どうだった?」などと直接的に聞いたほうが良いように思います。