2013年6月14日金曜日

こんにちは。気管支内視鏡検査を受けないといけないかもしれなくて具体的にどの...

さん

こんにちは。
気管支内視鏡検査を受けないといけないかもしれなくて
具体的にどのような検査で、何が苦しい、痛かったかなどできるだけ詳しく
気管支内視鏡を受けられた方の経験談を聞かせていただけますでしょうか?


さん
通常、気管支内視鏡検査は肺がんが疑われる場合に行います。レントゲン検査で異常がある場合には、CT検査(単純CTの他に、更に良く判る造影CTがあります)を行いますが、それでも判別が不確定な場合に気管支内視鏡検査を行います。手順としては、一応手術扱いとなるので手術承諾書(肉親の承諾が必要)の記入が必要です。緊張を和らげる注射をして、その後喉の奥にゼリーのような麻酔薬を留めておいて喉全体に麻酔をかけます。この時に普段呼吸している感覚が無くなり、息が出来ないような錯覚に陥ります。一番の苦しさは、この時点での不安感でしょうね。実際には全く呼吸に問題は有りませんが、喉を空気が通る感触や肺が膨らんだりへっこんだりする感覚が麻痺するので、このように感じてしまいます。麻酔が効いているのを確認した後、ベッドに寝かされ、指に血中酸素濃度と脈拍を測るセンサーが付けられます。検査中に使用する麻酔薬等が眼に入らないように、目隠しがされて検査開始です。口を開けておく為のマウスガードを噛み、内視鏡が差し込まれます。先生が「アァー」と言ってくださいと言いますので、声を出すと、あっけなく内視鏡の先端が喉を通り、気管支に入って行きます。その後は途中で左右に枝分かれしている気管をそれぞれ検査するのですが、途中で麻酔薬を内視鏡の先端から噴霧したり(その瞬間はブジュッ!と聞こえますが、別に苦しく有りません)、液体を入れてそれをまた吸い出したり、組織の一部を採取したりします。通常、内視鏡を飲んでいる時間は20分程度です。始まってしまえば考えているほどの苦しさはなく、一度経験すると「またやってもいいな」と思うほどです。検査中は看護士の方も優しく声を掛けてくれていますし、場合によっては手を握ってくれていたりします(これが、またやってもいいなと思う理由ではないと一応弁解しておきます???笑)とにかく検査する前の不安感が一番の苦痛で、検査自体は巷で色々と煽っている様な苦しさはありません。早く検査して、気分的にもスッキリされてください!

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