2012年9月25日火曜日

父が、扁平上皮癌(肺)になり、確定診断をするべきかどうかが分かりません。詳し...

さん

父が、扁平上皮癌(肺)になり、確定診断をするべきかどうかが分かりません。詳しく教えていただけると心強いです。よろしくお願い致します。

糖尿病からの人工透析(6年目)を受けている父(70歳)が、肺のレントゲンに影があると言うことで、CTと血液検査で、99%扁平上皮癌と診断されました。しかし、確定診断を受けていないので、受けるべきか、受けないべきかで悩んでいます。本人には告知していません。腫瘍の大きさは、2.1cm、周りのリンパの腫れも見られます。先月中旬から足の痛みを訴え始め、骨に癌が転移している可能性があると言われました。現在の父の状況は、立つ事、歩くことができず、食欲もなく衰弱しています。そのため、手術や抗がん剤の治療は、父の負担になるだろうと言うことで、確定診断をしても、おそらく何も治療は出来ないと言われました。(この診断をされたのは、透析に行っている病院で、呼吸器などの専門の先生ではありません。)糖尿病の合併症で、過去に、脳梗塞、脳内出血も起こし、半年ほど前から寝たきりの生活です。外出は透析とデイサービスのみで、車椅子で行っています。この状況で余命は分からないと先生に言われ、三ヶ月単位で乗り越えて行けば幸いとの事です。もし、呼吸器の専門の先生にかかり、確定診断をし、何らかの治療が出来るのであれば、確定診断をしようと思いますが、確定診断の検査も父の負担になるのではないか?と現在の先生に言われています。上記の父の症状で、確定診断をすべきか、しないべきかアドバイスをお願い致します。また、後どのくらい生きられるのかとても不安です。情報が足らないとは思いますが、アドバイスをよろしくお願い致します。

さん
hekiryu0113先生のアドバイス,
さすが説得力あるね.
俺も,先生の方針に賛成.

俺は医師では無いが,
親を肺癌で亡くした経験者として投稿.

まず,扁平上皮癌と言うのは痰の検査で解ったのかな?
腎機能が悪いので骨転移の検査もしにくいんだろうね.

今,掛かってる病院の規模は?
呼吸内科が無いのなら小規模病院だろうか.
今の医師の説明だけじゃ無く,
呼吸器専門医に診て貰って,
何か治療法を見出したいと言う貴方の気持ち???よく解るよ.

俺は周囲の反対を押し切って,
肺癌で名高い病院に転院させた.
元の病院では癌の位置関係から絶対に出来ないと言われてたけど,
背中から針を刺して生険する方法,その病院では使えたよ.
で扁平上皮癌と確定.

C型肝炎が有り,体は衰弱していたけど手術決行.
それから4年生きたな???
元の病院では余命6ヶ月と言われてたんだよね???
こればかりは貴方の父上にも,
そのまま当てはまると言うもんじゃ無いけどね.

告知だけど,母,兄弟,親戚が全て猛反対だったよ.
でも俺,隠し通せなかったな???
隠し続ける限り転院させられなかったし,
hekiryu0113先生の言う通り,何よりも父の命だからさ.
冷たい,残酷,鬼???と
散々身内の攻撃を受けたよ,母からも.

父にはさり気なく伝えた???
勿論ショックを受けたよ.2週間ほど???
けどね,その後,何かを吹っ切った様に頑張ると言い出して手術を受けた.
晩年は,こんな俺なんかにずっと感謝してくれたよ.
俺,告知して良かったと思ってる.
あれだけ反対した身内もそう言ってる.

参考にならなかっただろうけど???
俺は,肺癌専門医の意見を聞くことには賛成.
告知は,貴方の一存では決められないだろうけどね???

さん
医師です.
お話から察するに,癌であっても手術は困難な状態と
思われます.癌を取り除いてもお体がもたない可能性が
あります.専門医でなくても99%と言い切れるところは,
そうとうはっきりした癌なのでしょうね.

ただ,一つ大切なことを忘れていませんか?
ご本人抜きで話をすすめようとされていることです.
お父様の人生?命であってあなたのものではありません.
告知によって多くの方は精神的にダメージを受けますが
その後の立ち直りの段階で残りの時間の使い方を
真剣に考え,満足に人生を終えることができるチャンスを
得ることが出来ます.

検査をすすめても治療が困難であることをご本人に医師から
説明を受けた上で,ご本人の意思が尊重されるべきです.
告知せずにごまかしごまかし最期を迎えさせるのは,幾度となく
みてきましたが惨いものです.最終的に告知をした方々は
病と向き合いながら満足に人生を終えて行かれる方が多いと
感じています.

人生の最期の大切な1ページに関わるお話です.
よくよくご検討下さい.

追記:
ppv613さんの体験記が非常に参考になるのではないでしょうか.

人は体のみで生きているわけではありません.物理的になにかを
「する」ことだけが最期の準備ではないのです.
なにが「しんどい?えらい」のか聞いたことがありますか?
自分の病状がわからず,日々衰弱していく自分に困惑することも
非常にしんどく,えらいことではないでしょうか.不安は身体的?
精神的苦痛を増強させるものです.告知により,深く悲しまれ,
失望されるかもしれません.告知後のみなさまのサポートが非常に
重要となってきます.病院に緩和医療や緩和ケアに長けた職員が
いれば,一度ご相談されてみるといいと思います.
お力になれませんが,お父様が身体的?精神的に少しでも
健やかになられるようお祈りいたします.

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