喫煙者が完全に禁煙したら、喫煙によって汚れてしまった肺は
(テレビや模型でもよく見る紫っぽいような色です)
徐々に本来の色に戻っていくのでしょうか?
年数にもよるのでしょうか?
それとも、一度汚れた肺は元には戻らないのでしょうか?
詳しい方、教えてください。
さん
肺の色が戻るのかどうかはちょっとわかりませんが、禁煙すれば間違いなく喫煙し続けるよりは健康を害するリスクは低下します。
禁煙による癌リスクの低下について
国立がんセンター:喫煙と癌(「5.禁煙の効果」を参照)
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/pre_scr/cause/smoking.html
日本医師会:禁煙冊子(P7~8を参照)
http://dl.med.or.jp/dl-med/nosmoke/susumeyou.pdf
大阪府立成人病センター:禁煙後の疫学データ
http://www.mc.pref.osaka.jp/ocr/tobacco/specialty/epidata1.html
さん
喫煙しててもコンスタントに運動すれば改善しました。
確実に戻っていました。
さん
残念ながらタバコのヤニは体でうまく処理できないため黒くなった肺は黒いままです。
タバコを吸って悪くなった肺の機能も今より改善しません。
ただし、これ以上肺の機能を悪化させないためには禁煙は必須です。また10年喫煙すると肺癌の危険性はタバコを吸ったことがない人と同等になると言われています。女性の方なら妊娠したとき喫煙していると中の子供にあまり良くないらしいです(妊娠が分かってから禁煙しても遅い!!)。世間の風当たりも強いし、税金も高いし、からだに悪いし、個人的には吸ってもいいことないと思います。
さん
戻りません(断言)。
たばこに限らず、大気汚染や粉塵でも色がつきますが、汚れた空気を吸わなくなって何十年という方の摘出肺標本、非喫煙者が肉色なのに比べ、黒っぽくすすけていました。受動喫煙でもうっすら色がついていました。