最近肺がんと診断を受けました。(タマゴ位)一年程前に健康診断で肺気腫と言われました。今の肺がんと肺気腫は別物です。 肺がんは見つけにくいと聞きますが健康診断の段階で???は発見できなかったでしょうか?67歳男性です。
さん
ご指摘のとおり、発見が難しいのが肺がんの特徴です。健診が胸部レントゲンのみで行われていたのだとしたら偶然以外では見つかりません。健診の胸部レントゲン写真は、結核健診がベースにあり、肺がんの早期発見を目標にはしていません。
今のところ肺がんを早期で見つけられる健診は「CT健診」しかありません。人間ドックなどは労働安全衛生法などに基づき構成されていることが多いのですが、そこでCT健診を義務付ける法律はありません。
あるいは、肺気腫の評価目的にCTを撮っていたら肺がんが見つかったかもしれませんが、前回の健診の後に肺気腫の精密検査は受けられなかったのでしょうか。
また、肺気腫+肺がんとなると、タバコが原因かな、と思いますが、タバコは吸いますか?
仮にタバコを吸っていて肺がんになったのだとしたら、その責任はガンを見つけられなかった健診にあるのではなく、発癌性があることを知りながら発売を続けているタバコ会社と、それを許可している国にあるのではないでしょうか。非難の矛先を健康診断に向けるのはいかがかと思います。
http://www13.plala.or.jp/tabakobyounin/
実際の訴訟についてのホームページです、ご参考までに。