身内に胆嚢癌で末期患者がいます。高齢で手術、抗癌剤もできません。
最後の頼みの綱として“フコイダン”を飲ませてみようと思います。ネットで検索すると沖縄産ORトンガ産、高分子OR低分子とあり、迷っています。
どれがいいのでしょうか?経験上でのアドバイスを是非、お願いします。
さん
トンガ産のフコイダンは沖縄産の数倍の吸収率がありますのでトンガ産をオススメします。分子量というのは、小さければ小さなものほど細胞の吸収率が高くなります。高いものほど、効果が期待できます。 末期患者の身内の方ということですが、まったく希望がないわけでは決してないと思います。 どこまで本気で取り組めるかだと思います。 ご高齢ということも関係してくるでしょう。 本気で取り組めますか?なぜならば、末期にかかわらず、がんを患った体を根治するまでの方法はフコイダンだけ摂取すれば良いわけにはいかないからです。
こうしたカクテル療法でがんの根治を目指す場合、フコイダンのほかにも、DNAやRNAに関係する「核酸」、正常細胞も元気にするための抗酸化物質となる、ビタミン、ミネラルも多量摂取が欠かせません。 お金がかかります。今までの社会生活で当たり前に薬だけを飲んで病気を治してきた習慣から、こうしたものを飲んで病気と闘うというこれからの新しい考え方にシフトできるかも大きなポイントです。 このような現状を踏まえて、本気でカクテル療法に集中することは可能かどうか?それと、飲むご本人も本気になられて「これを飲んで元気を取り戻す」と決めれるかどうか。このあたりは普通の医師のほうからはなかなか薦められることはありません。これらを考慮した上で、それでもかけるという強い意志をお持ちでしたら、このカクテル療法で結果を出されている医師を一人知っています。 福岡で開業されている細井院長さんです。検索「フコイダン」「細井皮膚科」ででてきます。それらを調べて、もし本気になられたならば、直接先生にご相談できるTELがありますので、TELし取り組んでください。なんとかなると信じています。
さん
まず、すでにご存知かとは思いますが、フコイダンはあくまでも
健康食品であり、医学的に効果が立証されたものでは
ありません。
次に、フコイダンの特性ですが、これは血管新生をブロックする、
がん細胞のアポトーシス(寿命を迎えて死ぬこと)を促す、など
の働きがメインになります。
つまり、ガンの転移を恐れる段階の方に、特にオススメだと
言えます。
すでに転移を心配する段階を超えてしまった場合、患者さんの
QOLを高めるためには、今の状態を楽にすること、少しでも
体力を取り戻し、笑顔を思い出してもらうことが重要かと思います。
たとえば、メシマコブというキノコがありますが、これは腫瘍縮小効果と、
食欲増進効果と、体力を取り戻す効果があると言われています。
PL2,PL5の菌株にのみ認められた効果のようですが、これも
医学的なデータが立証されている訳ではありません。
水溶性キトサンも乳酸菌生成物質もアガリスクも、同じ代替療法と
呼ばれるものですが、それぞれオススメのタイミングが違ってきます。
混乱させるようですが、ご参考までに。