歯のホワイトニングするとガンになるとは本当でしょうか?
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ホワイトニングの研究は150年以上前の1844年から始まり、100年以上世界中で研究に研究を重ねて、安全性や効果などを確認し、1989年にアメリカで実用化された方法で、アメリカのニューヨーク大学、ニュージャージー医科歯科大学、ロマリンダ大学、インディアナ大学日本では昭和大学、日本大学、東京医科歯科大学、岩手大学など多くの大学や研究機関で、その安全性が確認されています。またメジャーな製品は必ずアメリカ食品医薬品局(FDA)または厚生労働省の認可を取得しています。
ホワイトニングには通常、過酸化水素または過酸化水素を発生する過酸化尿素を使用して歯を白くします。この過酸化水素は、厚生労働省でホワイトニング剤として認可されており、消毒剤(オキシドール)として一般的に使用されているのをはじめ、食品添加物にも使用されています。
この過酸化水素には発癌性があるといわれていますが、癌が発生する過酸化水素の量は、研究でホワイトニングに使用する量の10倍以上であることが分かっています。発がんの可能性は日常生活で口にする水や食品添加物と変わりません(人の体でも肝臓で1日に約6.5gの過酸化水素が作られています)。
ただし、まれに過酸化水素を分解する「カタラーゼ」という酵素を持っていない方がいらっしゃいます。その方は一般の方に比べて過酸化水素による発がん率が高くなりますので、ホワイトニングはやめた方がいいでしょう。またホワイトニングをしている最中に喫煙をすると、発がん率が高まりますので、ホームホワイトニングをしながらの喫煙はしないようにしてください。
薬事法が厳しい日本や、訴訟大国のアメリカで認可されているシステムであれば、正しい使い方をしていればどれも安全性に問題はなく、ホワイトニングが原因でがんになることもありません。アメリカではほぼ100%の歯科医院でホワイトニングをしているほどメジャーです。
http://whitening-concierge.com/whitening_01/index.html#two2