胃ガンの手術についておわかりになるかた教えていただけますか。
父が胃ガンで肝臓へ転移しているため、ステージIVの進行ガンで、何もしなければ2~3ヶ月、抗ガン剤治療でもって1年という状態です。年齢は67歳です。
胃からの出血が始まれば輸血はさけられず、そうなると生活の質はかなりおち、輸血を繰り返す生活を送るようになるようです。
生活の質をおとさない為には胃ガンの切除をして、肝臓に対して抗ガン剤治療をするという方法も考えていただけました。
(腹膜へ転移していないか確認してからの手術となるようです)
その方法では、体力の低下に伴い肝臓のガンの成長が早まることもあるそうです。
ただ肝ガンの治療がうまくいけば、2年以上の延命も望める可能性もでてくるそうです。
父の人生ですので、父が決めた方法でと思っていますが、私も父には出来るだけ、好きな物を食べ、好きなところを連れて行き残りの人生を後悔することなく送ってもらいたいのですが、
胃ガンの切除手術後はやはり本人はつらいのでしょうか。胃を切除する手術は難しい手術ですか?
手術が失敗してそのまま亡くなるとういうこともやはり考えた方が良いでしょうか?
家族が大きな手術をした経験がないので手術という事がとても不安です。手術後かなり長期つらい思いをすることになるのでしょうか?くわしい方、手術を経験された方がいれば教えていただけませんでしょうか?
さん
お父様の年齢なら胃がんの手術をしてすぐに亡くなってしまわれることは少ないと思います。
しかしステージIVの進行がんで肝転移があるなら手術後の経過は厳しいもの「手術して痛いのが治るまでに亡くなってしまうことがある」とも心においておかなければいけないと思います。
胃がんの切除術自体は心臓や脳の手術と比べると高度な手術ではないように思いますが腹膜への転移があるとやや高度になるかと思います。
手術をすることで苦痛は避けられませんが年齢的には手術され成功することで、残りの人生を少しの期間でも悔いなくすごせるのではないかと思います。手術をしないでいればもう何も口にすることもできないかもしれません。今は絶食でしょうか?
お父さまがどのように決められるかは分かりませんが家族がどう寄り添ってあげられるか、最後のときをどこで過ごしたいのかそして過ごさせてあげるのか??。
手術や抗がん剤治療が終わって一般の病院からホスピスへ行かれる方、自宅へ戻られる方がいらっしゃいます。急ぎませんが一度病院の相談窓口などで情報を得ておかれるのもいいかと思います。
そして抗がん剤治療がすすんだころに今後どういった場所でどう過ごすのがお父様自身にとって、また病状にとって、そしてご家族にとってべストなのか…お父様や他のご家族と相談されるのが良いのではないかと思います。
補足ありがとうございます。60歳代とまだお若いのと進行がんという病気であることもあり急に食べれなくなる、痛みが強くなる、貧血が強くなるといった症状が急激に進んでしまう時が来ると思われます。本当に体力のあるうちに治療をされるほうがいいのではとは思います。私自身医師ではありませんし実際お父様の病状や予後についてまたご本人を看ているわけではありませんので正確にお答えすることはできませんが、20年看護師をしていた経験上分かる範囲で答えさせていただきました。
身近な肉親の死を簡単に受け入れることはできないのは当然のことです。ただ人間はいずれは亡くなってしまう命ある生き物です。おつらいとは思いますが突然亡くなられるのとは違い、余命が分かっておられるということは信じられない、つらいという気持ちとともにお父様に対して何かをして差しあげられる時間が持てるんだという気持ちを持って悔いのないように看てあげられることをお勧めします。
後専門性の高い病院へ受診することで選択肢を広げることが可能かどうか主治医へ聞いてみられるのも1つの手段かとも思われます。