2013年5月13日月曜日

多くの方のご意見どうかお願いします。私の母親は3年程前にリウマチと診断され、...

さん

多くの方のご意見どうかお願いします。

私の母親は3年程前にリウマチと診断され、ずっと様々な薬を試してきましたが、一向によくならずステロイドや、 かなり強い薬を試してきました。

それが原因で去年に悪性リンパ腫(癌)になりました。リウマチ治療で使用されていた薬による感染でなるものらしいです。

ここまでは仕方ないかもしれませんが…リンパ腫になってからの病院の対応がとても雑な様に思います!

母親は去年腫瘍を取り除く手術をし、それからは様子見 経過観察 検査入院 など繰り返してきたのにも関わらず 先週になり骨髄まで癌細胞が達している これから抗がん剤治療をしていきましょう。


とのこと…今まで散々経過観察してきた意味はあるのですか?!
医者は先を見てこうした方がいい。など治療をしていくんじゃないですか!?

母はLEVEL4までになってしまいました。

まず怒りがおさまらないので今後総合病院で話しをしたいと思ってます!そしてこの場合医療ミスになりますか??法律的に訴えること出来ますか?

誰か同じ経験された方などいますか?そうでない方もこの場合どうしたらいいかわかりませんので意見を聞かせて下さい!あなたならどうされますか?

さん
それは、リンパ腫が骨髄に侵潤する前に

何故 抗がん剤治療をしなかった!!

と言う事でお怒りなのですか??

悪性リンパ腫でステージ4ならもうリウマチの医師は、関わらないでしょうし(リンパ腫治療のほうが大事)。。。

摘出オペ→経過観察→検査と言う流れの中で癌がくすぶっていても、はっきりとした症状が出てくるまで、なにも出来ない(待つしかない)と言う患者さんは至る所に居ます。。。


医療ミスで裁判なんて言わずに、お母様との残された時間を大切にしてあげては。。。

さん
ちょっと誤解があるようなので、他のリウマチ患者さん手前、修正させていただきたいと思います。

医者からはリウマチの薬による感染で悪性リンパ腫になりえると説明はありました

この解釈が間違っています。
恐らく、TNF作用製剤(レミケード?エンブレル?ヒュミラ)のいずれかをご使用かと思いますが。
そもそもTNFは、人類だけできなく脊椎動物の持っている免疫機能の一物質であり、TNFが適度に存在することで誘発癌率を一定に保たれています。
リウマチ患者の炎症で、TNF自体が増加し各組織を傷つけ破壊していき、引いては止むことの無い疼痛+重度障害へと至りますが、TNF作用製剤は主にTNFαの作用抑制あるいは破壊することで関節破壊を抑制しますが、TNFαを抑制することで有発癌性が問われている薬でもあります。
では、関節破壊に至るだけで死なないのなら、TNF作用製剤を使うことは無いのではないか?とお思いでしょう。
しかしながら、自然に発病する悪性リンパ腫とTNF作用製剤を使った患者さんが発症するのと、実際にデータ的に変わりは無いのも事実です。
(まぁ、この先、何十年という長期使用では、生物学的製剤の歴史からもデータがありませんのでわかりませんが。)
実際、私の周りの関節リウマチの方にも、悪性リンパ腫ひとり、胃癌ふたりと居ますが、いずれの方も生物学的製剤は使用したことがない方ばかりです。(もちろん、みなさん適切に手術されて存命です。)
【リウマチの薬による感染】するのではなく(そももそ癌は感染症ではないし)、関連を否定が出来ない以上、「引き金となった可能性がある」という程度の説明だったのではないでしょうか?

また、TNF作用製剤を使うことで、TNFが抑制され血管壁への障害も減り、関節リウマチ患者の虚血性心疾患(リウマチ患者の早期死亡の一原因)も減っているのも事実です。

そもそも、TNF作用製剤の使用前に効果とリスク(癌だけではく多くの副作用があります)について、きちんとインフォームド?コンセントをされていてしかるべきものです。
そして、患者さんは納得ずくで使用する。
その説明もなく、「リウマチの薬による“感染”で悪性リンパ腫になった」と医師が語ったのなら、これはかなり問題があります。

私には、血液内科医とリウマチ専門医とどちらに責任があるのか無いのか、引いては医療ミスに該当するのかはわかりませんが、両科の連携もされていないのは確かなようですね。
取り急ぎ、生物学的製剤について修正のみされていただきました。

さん
質問者さまの口惜しい気持ち、よく解ります。
自分の身内にも似たような事がありましたし、自分が病院に勤めていた時にも
「これでは患者さんやご家族は納得がいかないだろうな」と思う事例を何件も見て来ました。
しかし定期的に受診し経過観察を続けていても、異常を早期発見出来なかったと言う事はよく聞きますので、残念ながら医療ミスには該当せず、法律的に訴える事も難しいような気がします。

でも質問者さまのお母様はお若いですし、そう簡単には納得出来ないですよね???
担当医から謝罪の言葉があったところで口惜しさが消えるのでもなく、病気が治る訳でもないですが、私なら「自分が至らなかったせいでこんな結果になってしまいました。」位の言葉は欲しいです。
それで精神誠意、治療に尽力して欲しいと思います。

質問者さまのお母様が今後最良の治療を受けられるよう願います。

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