2012年2月19日日曜日

父は肝臓癌で、癌が6㎝と大きく治療法としては肝動脈塞栓術しかないと言われまし...

さん

父は肝臓癌で、癌が6㎝と大きく治療法としては肝動脈塞栓術しかないと言われました。しかし寝たきりで、認知症もあるため難しいから出来ないと、医師から言われました。やはりリスクが高くて難しいのでしょうか?


さん
肝癌の治療はお父さん自身が認知症と寝たっきりと正直全身状態に問題がありそうでリスクが高そうに見えます。

治療後肝不全をおこす可能性もあるし、がん細胞が余計進行し命を縮める
る場合もあるかと思います。

詳しい検査結果が分からないので、お父さんにとって一番よい治療選択をするか、何も治療をしないで自然の状態で経過観察するか決めたほうが良いかと思いますよ。

よく担当医と相談するか、セカンドオピニオンし専門医に相談し決めるのもひとつの方法かと思いますよ。
お大事になさってください。

さん
肝動脈塞栓術はカテーテルという細い管を動脈に入れて、腫瘍を栄養している肝動脈まで進めて抗がん剤を流すという方法です。

肝動脈までカテーテルを進めるためには高度な技術が必要なのですが、かなり細い動脈まで進めなければならないので、体を動かしたり息止めがうまく出来ないと難しいと医師は判断して、そのようなことを言ったのだと思います。

検査後も管を刺したところを止血したりしなければいけませんし、一度で検査が終わるとも限りません。そのつど鎮静剤などを使用するのは確かにリスクがあるので困難だと考えたと思われます。

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