2011年3月13日日曜日

僕の大切な人が1ヶ月程前から、お腹のみぞうち辺りに8センチから10センチくらい...

さん

僕の大切な人が1ヶ月程前から、お腹のみぞうち辺りに8センチから10センチくらいの、こぶみたいな物が出来ました。心配で病院に行くように言っても、行かないの一点張り。 サイトで見ても何なのか分かりません。考えられる病気は何がありますか?年は五十代半ばです。

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みぞおちは胃や食道の位置する場所なので、みぞおちにしこりが出来ると何か悪い病気かもしれないと不安になります。しこりが硬いものなら胸骨のしたにくっついている「剣状突起」かもしれませんし、柔らかいものであれば脂肪腫か粉瘤が考えられます。

剣状突起とはだれの体にもある骨で、胸骨の下にある剣のようなネクタイみたいな形をしています。

皮下脂肪の少ない男性や、痩せている人は特にそのしこりのような剣状突起が目立つようです。

個人差があるとはいってもみぞおちのしこりは気になるものですが、剣状突起の場合は心配ないタイプのしこりになります。

柔らかい骨で簡単に折れてしまう事があるようなので、むやみやたらに触らない方が良いようです。

脂肪腫や粉瘤がみぞおちにあたりに感じられる場合は、より皮膚に近い場所に存在すると考えます。

脂肪腫は良性の軟部腫瘍で、普通はひとつの単発性で現れる事が多いでしょう。

40~50代の女性に多く発生し、肥満者によく見られるとの報告もあります。

脂肪腫が比較的よく発生する部位は、背中?肩?臀部といわれていますが、みぞおちにも発生する事があります。一般的に良性腫瘍は5㎝以上大きくなる事はないと言われています。

ということは、5㎝以上の大きさのあるしこりは悪性腫瘍の可能性が高いと考えられます。

しかし、脂肪腫は例外的に大きくなる事がある為、組織検査をせずに経過観察になる事は稀なのです。

しこりを見つけてしまうと、ガンではないだろうか?と心配になります。

肝臓ガンはその特有の症状として、みぞおちにしこりができることがあります。

みぞおちのしこりが肝臓がんのものである場合、肝臓の左部分がガンにおかされているサインとなっている事が分かります。

また、肝臓ガンは転移性のものが多くみられることも大きな特徴で、直腸ガンや腎臓ガンなどが転移して肝臓ガンになる事が多いのです。

肝臓は他の臓器との係わりが深いために、他で発生したガンの影響を受けやすいのです。

転移を受け入れやすいという特徴だけならまだ良いのですが、転移性肝臓ガンは肝臓の奥で発生するため発見がし難く手遅れになる傾向が強いことと、ガンの最善の治療である手術が成功しにくいという特徴がありますから、普段から肝臓に負担をかけるような食生活は改善するべきでしょう

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