2010年1月5日火曜日

乳がんになられた方には無神経な質問で申し訳ありません。女性ホルモンが多いと乳...

さん

乳がんになられた方には無神経な質問で申し訳ありません。女性ホルモンが多いと乳がんになる確率が高くなると聞きました。 ということは、年齢層はあるものの、乳がんは実年齢よりも若々しくて女性らしい方がなると理解してよいのでしょうか。

さん
>乳がんになる年齢は?
乳がんの発生は、20歳過ぎから認められ30歳代ではさらに増え、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎えます
20歳過ぎれば、乳がん年齢です。

> 乳がんになる女性が増えた原因は?
乳がんの発生と進行には、女性ホルモン(エストロゲン)が関係あると考えられています。
食生活の欧米化にともない、高タンパク?高脂肪の食事が増え、日本人の体格は向上し
そのため女性の初潮の時期が早まり、閉経の時期が遅くなるという傾向があります。
女性ホルモンの影響を受ける期間が長くなったことが、近年の乳がん増加に関連があるとされています。

>乳がんにかかりやすい人は?
乳がんにかかりやすい人として、以下の報告があります。
①12歳以下で初潮があった人(乳がん発生率:約2~3倍)
②55歳以上で閉経した人(乳がん発生率:約2~3倍)
③35歳以上で初産を経験した人(乳がん発生率:約1.2倍)
これは24歳以下で初産の経験のある人のほぼ2倍の発生率です。
④授乳経験のない人(乳がん発生率:約2.5~3倍)
⑤標準体重を2割以上超えている、肥満の人
⑥避妊薬ピル、女性ホルモン、副腎皮質ホルモンを常用している人

と???一般には言われています。
一般は一般で自分に当てはまるとはかぎりません。(実際上記の条件にほとんど当てはまらないひともいますから??)


乳がんもホルモン(エストロゲン)に関与するものは術後ホルモン療法をすることが多いし、関与しない乳がんの人は手術だけやプラス、抗がん剤だけで終わることもあります。
関与するかしないかはその人のガンを調べてみないことにはなんとも言えません。

ブログ アーカイブ