2009年8月23日日曜日

ほとんどの病気は血液検査すればわかりますか?

さん


ほとんどの病気は血液検査すればわかりますか?

さん
こんばんは。

血液検査で、いろんな臓器の情報が得られるのですが、残念ながら、ほとんどの病気を発見出来るわけではありません。
ある病気に対しては、全く情報が得られなかったり、保険適用外の特殊な検査をしないと分からない病気もあります。

血液の病気、肝臓の病気、糖尿病、高脂血症、腎臓の病気、すい臓、胆のう、胆道の病気、膠原病、甲状腺機能、心臓、筋肉の病気、高尿酸血症、骨の異常などが血液検査で分かり、病気を発見できるのはよく知られていますね。

他に、各種ウイルスの抗原、抗体を調べたり、腫瘍マーカーを調べて、感染症、がんの発見に役立てています。
更に、ウイルスの組み込みを遺伝子レベルで検査する方法など、あまり知られていない検査もあります。

このように文字を並べますと、血液検査は万能のような感じがしますが、あくまでも異常値の目安であって、他のいろんな検査を用いることにより、初めて病気の確定診断が出来ます。
特に、がんに関しては、血液検査だけでは早期発見することは出来ません。

脈拍数ですが、20歳の方ですと安静時、1分間に65~80(男性)、70~85(女性)が正常脈拍のめやすとされています。
100以上ですと頻脈、60以下ですと徐脈となります。

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