41歳(既婚)3人の子供がいます。昨年(3月)不正出血があり、出産をした病院に受診したところ、左卵巣のう腫と診断されました。
(MRIにて内膜症性嚢胞)その後3ヶ月ごとに内診?腫瘍マーカーを検査していましたが、1年がたち、腫瘍マーカー検査の数値が(199)高いと言われ、ペット検査を受けるように進められました。ペット検査とはどのようなものなのでしょうか?
ひょっとして悪い病気(がん?)なのでしょうか? 心配で夜も眠れません???
家族に相談したところ、病院を1ヶ所の受診ではなく、他の病院も受診してみては?と言いますが、どうしたら良いでしょうか?
どなたか、良いお答えお願いいたします。
さん
腫瘍マーカーにも種類があります。
CEA、CA19-9、CA125、シフラなど???
199という数字をどう判断するかは、検査の種類にもよりますが、通常腫瘍マーカーは値そのものより、その経過が重要になります。
値が右肩上がりに倍々に上がるようなケースでは、腫瘍の発生が危惧されます。
経過を追ってこられたとのことなので、199という値は上昇を続けているものだと推測されます。
卵巣のう腫があったということは、マーカーはCA125辺りでしょうか。
マーカーの上昇を受けて画像診断を行うことは、一般的だと思います。
CT、MRI、腹部エコー、内視鏡など複数の検査を行うよりは、一度にスクリーニングできるPET-CTを行うのは、患者への侵襲を避けるということでよく行われると思います。
PET検査とは
がん細胞がブドウ糖を取り込む性質を利用して、ブドウ糖と同じ性質を持つFDGという弱い放射性物質を注射します。
FDGは数十分でがん細胞に集積するので、その放射線をCTのようなカメラで撮影します。
がんがあれば、その部位はより集積が高く、赤い色や白い色に撮影されます。(機種によって違います。)
CTやMRIががんの形状を撮影するものであったのに対して、PETはその活動の度合いを定量化します。
良性腫瘍がCTやMRIに映っても、その良悪を判断するのは難しいのですが、PETなら、悪性腫瘍の活動度合いを目視できます。
但し、PETも完全ではなく、炎症を擬陽性として捉えてしまったり、直径1cm以下のがんは映らないことがあったりします。
PETでは活動のある臓器の特定が分解能の低さから困難な場合もあるため、それを補うため、PETとCTを複合したPET-CTが最近では主流になっています。
但し、放射性物質を注射すること、PET-CTの場合はCTの撮影もあることから、放射線の被曝は発生します。
心配で眠れない心中はご察しします。
セカンドオピニオンを考えておられるようですが、安心するためにも今の先生の仰るとおり、PETを受けられては如何でしょうか。
さん
心配ですよね。
心中お察しします。
だけど、
お子様もいらっしゃいますし、お若いのですから、早めの検査をお薦めします。
脅かすわけではありませんが、若いうちは病気の進行も早かったりします。
セカンドオピニオンのことを仰られているのかと思いますが
まずは、検査してみてからのほうがいいと思います。
検査結果が出た後の治療方法についていろんな医師と相談してみたほうがいいと思います。
どんな結果がでるにせよ、まずは検査してシロクロつけてからだと思います。
ペット検査については、お詳しい方の回答をお待ちください。
ネット検索でも出てくると思いますよ。