さん
先週、義母がすい臓がんと診断されました。 現在、本人は元気なのですが、症状として出ているのが、黄疸とかゆみが出ています。
医師の説明では、すい頭部に腫瘍があり、胆管が閉塞していて、良くて3ヶ月、早ければ1ヶ月。がん治療をして1年持つかどうかということでした。
本人には、軽く医師から告知はして頂きましたが、進行度や余命まではしていません。
4月に入り、黄疸を取る為に胆管の閉塞を取る手術(内視鏡で胆管内にパイプを入れる手術)をしましたが、うまくいきませんでした。
癌の切除をする手術も動脈に絡んでいて、外科的にも難しいと言われました。
現在居る病院では、医師と設備が不足していて、十分ながん治療は出来ないので、黄疸を取るだけの治療をするか、紹介状を書くので一日も長く生きて欲しいのであれば転院してがん治療をしたほうが良いと言われました。
医師から本人にも説明してもらい、相談の結果、転院することに決めましたが、癌の進行のレベルがどの位まで行っているのかまでは、分かりません。ネットで調べるとレベルⅣaか、bだとは思うのですが、bまで行ってしまっているのでしょうか?
また、手術なしで、抗がん剤治療と放射線治療だけで1年まで延命できるのでしょうか。
義母は大阪で兄と二人暮らしで、私達は関東に住んでいます。まだ私達の子供は小さく、この4月に小学校に入学する子と、保育園に通っている子が居ます。義母の余命が短いのであれば、妻を義母の所へ行かせてあげたいのですが、悩んでいます。
さん
義母さんの病状が心配ですね。
すい臓がんは、60-70歳に多い疾患です。組織型、進行度によりますが、通常のすい臓がん切除でも5年後の生存率が30%弱とかなり厳しいです。
画像診断が進歩してますが、大多数は切除不能な状態な診断がされており早期発見は膵臓特有の症状がないので早期の診断が難しい疾患です。
治療方針はステージⅠ~Ⅲは手術、Ⅳaでは手術あるいは放射線、化学療法、Ⅳbは化学療法か保存療法です。
外科的療法は、ステージ4aまでが対象ですが、大血管に浸潤が見られれば切除不能です。
義母さんの場合は、年齢的のこともあるし、血管に浸潤してるようですので手術は不可能と思われます。
残された方法は、化学療法と放射線治療の併用療法かと思いますが、義母さんの全身状態を考えながらの治療を考えるべきかと思います。
無理に治療を行えば、かなりの負担になり命を縮める場合もありますので良く担当医と相談し義母さんに一番楽な方法を選択す
るのも身内の愛情かと思います。
抗がん剤と放射線治療での1年は厳しい状況と思いますので、お母さんを東京の病院に入院させることが出来たら奥さんもお母
さんの傍で色々してあげることは可能ですし、義母さんにとって孫は凄くかわいいと思いますので、傍で孫と楽しく過ごさせてあげ
るのも良い薬かと思いますよ。
もしそれが無理でしたら、週末奥さんを義母の傍に行かせてあげるようにさせてしてあげる必要は有るかと思います。
正直厳しい状況であることを認識しご夫婦で良く考えてみてください。
義母に真実を伝えなければいけない状況になったときは、本人に辛いでしょうが伝えてあげてください、もしかしたら遣り残してること
が有るかもしれないので考えてみてください。
大変でしょうが後悔しない選択をして下さい。
お大事になさってください。
さん
ご心配のことと思います。お気持ち、お察知いたします。
まず「軽く告知」とは『お義母様が、「がん」であることはドクターから伝えられたけれども、深刻な状況にあること、また現時点で考えられる余命についての説明は受けていない。』との意味だと思います。このことを前提にお答えします。
(他の回答者の方から的確な回答があっておりますので重複する部分もありますがポイントの整理だと思ってくださいませ。)
膵臓がんは、がんの中でも治療が難しいものです。理由は自覚症状(=痛み)が認められる時には既にⅣであることが多いこと、他覚症状(=黄疸)が認められるのもⅣの場合が多いことです。
稀に他覚症状は早期でも見受けられますが、その場合には胆管を巻き込んでいて手術が出来ない場合があります。この場合、患者さんはいたって元気ですが、実はかなり深刻な状況にあります。
膵頭部に発生しているとのことですから胆管閉塞は起こりますし、それが膵体部から拡がったものかどうかは?です。
転院されるとのことで、その目的が「手術」なのかどうかがわかりません。ですから両方の可能性について説明します。
(膵臓の手術は大がかりで施行する病院も限られています。また「膵臓がん手術」、「放射線治療」や「抗がん剤治療」はそれぞれを得意とする医療機関があり、一つの病院がオールマイティではないことをご理解ください。)
「膵臓がん手術」…これはステージⅡ、Ⅲまでであり、幸いに他覚症状が早い段階で現れていた場合、手術可能部位であることを前提とするのですが、かなりの体力を消耗しますのでその覚悟が必要です。
「放射線治療」…その部位、目的があります。(転移先の痛みを取る目的で行う場合があります。)
「抗がん剤治療」…全身療法です。(膵臓がんの場合、治癒目的と言うより「延命効果」を期待するもので、たけたドクターが行えば色々な組み合わせで全身状態の一定のコントロールが可能です。)
(いずれにせよ、ステージⅣであるか否かにより判断は異なりますが…。)
以上が当面の治療法ですが、私は説明するとき名前は伏せますが、よく「逸見政孝」さんを引き合いに出します。
本人に100%の説明を行って本人も納得されていたのだろうか?
お義母様の年齢層からして、ドクターが説明しても「全てお任せします。」と言われがちですが、そこは家族(=特に身内である奥様)がフォローし、義母様の力になられてくださいませ。そして貴方が奥様を支えていただきたいと思います。
場合によっては「緩和ケア」を選択するのも一つの方法だと思います。その場合には、お義母様にとって、かけがえのないお孫さんとの触れ合いを大切にしていただきたいと思います。 お大事に…。
さん
おばを60歳で膵臓癌で亡くしました。
まったく症状はなく、検診でひっかかってから(初期でした)、摘出手術を受け、抗ガン剤治療&放射線治療をしてたけど
結局、他臓器に転移をし、検診から1年後になくなりました。
手術後は自宅療養で、従姉妹(おばの娘)が最期までみとりました。
いろいろと、ほんとうにつらい毎日でしたが、従姉妹は悔いはないって言ってました。
いまの生活も大事ですが、このままでは奥さんは悔いが残ると思います。
旦那さんが背中を押してあげたほうがいいと思います。
人の余命なんか、ほんとわかりません。
さん
だからね、義母の年齢すら書いてもくれないし、全く情報を与えられない状態で質問されても返答のしようがないんですよ。ただ一般論として、あなたの義母のようなタイプのすい臓がんは、現代の医療では治りません。治療して余命1年くらいというのは、妥当な線だと思います。でも治療しないとどんどん悪くなる一方ですし、できる治療はしたほうがいいと思います。そこそこ効く薬もありますし、癌そのものは治せなくても対症療法はいろいろできます。
それとは別のこととして、看護に奥様を差し向けるってのは、いろいろ問題があるのではないでしょうか。お子様も小さいのに、母親不在状態が続くのは無理があると思いますよ。
※追記
「軽く告知」ってのがよくわからない。告知はきちんとすべきです。今日明日で死ぬわけではないので(これがガンのいいところでもある)、きちんと告知して、今後のことをよく話し合うべきです。話し合うのはあなたじゃないですよ。そこは気を付けて。妻の実家のことに関してあなたが主体的に動くのは、ものすごくおかしい。問題があります。「あなたや奥様が出しゃばるのは変」っていう親戚の人は絶対いると思います。
さん
先日義弟の嫁(59歳)をすい臓がんで見送りました、昨年10月に糖尿の気があると治療にいったところⅣ期のすい臓がんと宣告され即入院、抗がん剤の治療を始めこの正月には一時退院できたので治療の効果が出たかと思いましたが、1月末再入院し先月(3月)旅立ちました。
本人は告知を受け先が長くないと悟ったのか身辺整理をすっかり済ませていたようですが、まだ60歳にもなっておらず運命とはいえあまりにも早過ぎる人生でした。
冷たいようですが御母さんの余命はさほど長くないと思われます、遣れることは遣っておいたほうが後で悔いが残らないと思います。