2013年3月11日月曜日

がん、についての質問です。73歳の母が直腸がんと診断されました。

さん

がん、についての質問です。73歳の母が直腸がんと診断されました。

がんの進行状況はステージ4だそうです。
このままでは便が出なくなってしまうので、手術を行い人工肛門になりました。
それにともない閉尿してしまい、今、看護士さんに導尿をしてもらっている状態です。

検査でわかったのですが、肺に2か所転移、肝臓に1か所転移、右足のつけねのリンパにも転移しているそうです。
今のところなにも症状は出ていませんが、やはり余命は長くないでしょうか?

余命が長くないのなら、本人と家族の希望もあり、手術も抗がん剤治療も行わず、
余生を穏やかに過ごしてもらう予定です。

どうかアドバイスをお願いします。

さん
看護師です。

お母様は大きい手術をなさったんですね。大変だったと思います。
私は医者ではありませんので、余命については断言できませんが???
文章を読ませていただき、私の経験から推測させていただきますと
大変申し上げにくいですが、余命はあまり長くないと思っていただけたらと思います。

余命については、主治医にお尋ねすることをおすすめします。

以下は、私個人の意見でありますが
ご本人さんが、手術や抗がん剤治療などを望んでないのであれば
残された時間をお好きなように過ごしていただきたいと思います。
最近は、ホスピスで余生を過ごされる方も多いです。

今後、がん性疼痛や、胸水貯留、腹水貯留、呼吸困難、歩行困難などの症状が現れるかもしれません。
がん性疼痛は、オキシコンチンなどの医療用麻薬で緩和することが出来ます。
胸水や腹水がたまったら、溜まった水を抜く対処療法になります。
胸水穿刺は苦痛が大きいですが、抗がん剤投与による副作用に比較したら、ご本人さんの苦痛は一時的なものだと思います。

お母様の姿を見ていくのが、次第にお辛くなっていくと思いますが
後にあなたが「もっとこうしてあげれば良かった???」と後悔することがないように
今を大切にしてあげてくださいね。

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