2010年5月4日火曜日

肺癌の父親のことです。(扁平上皮がんです)診断がつかなくて、困っています。

さん

肺癌の父親のことです。(扁平上皮がんです)
診断がつかなくて、困っています。

3年前に左下葉を切除、リンパ節の摘出をいたしました。

昨年末、右にガンの再発。
原発か転移かは不明です。
シスプラチンとドタキセル(?)とかいう抗がん剤の治療を行うも、
効果なしで、副作用に苦しんだだけでした。

2月末あたりに、左上葉にもやもやした影が写り、
ガン?との疑いでいろいろ検査しましたが、
PETという検査でも、ガンではなく結核菌とか緑膿菌とか
なにか炎症ではないか、と言われています。

本日も胸部単純を撮影しましたが、影はほとんど大きくもならず、
もやもやっとしたままです。

右に発生したガンは、非常にくっきりと写っているのに対し、
左はもやもやっと煙のように写ります。

2週間前に、採血?喀痰培養検査を受けました。
クリプトコッカス?アスペルギルスなどを先生は疑っていましたが、
どうやら違うとのこと。

右だけがガンなら、胸腔鏡にてのオペが可能だが、
左もガンとなると、また治療方針が変わると言います。

かなり大きな、地域でも有数の病院なのですが、
こんなにわからないってこと、あるのでしょうか?

高度医療のなんとかかんとか、いろいろ指定されている
京大系列の病院です。

さん
信じられないと思われるかもしれませんが、医療というのは(日本に限らず)まだまだ不確実なんですよ。

分かっていることのほうが少ないです。とくにガンの診断がまともにできるようになる、あるいはさらにすすんでガンの治療が世間の考える水準に発展するまでには、まだ途方もない年月が必要でしょうね…。

「かなり大きな、地域でも有数の病院なのですが、こんなにわからないってこと、あるのでしょうか?」

このご質問への答えは、それが世界の水準?日本の水準から考えられる標準(あるいは標準より上かもしれません)ですが、患者サイドからの需要はまったく満たされない水準かもしれません…といったところでしょうか。

だって、安全な予防接種も、完全なダイエット食も、なんにも完成していないんですよ。

さん
かなりの規模で設備が整っていても診断に苦慮する事例はあるでしょうね。大きな病院だから万能というわけではありません。

検査をしたり検査結果を判断する医師の腕にもよるとは思いますが。

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